本土復帰前に元首相に宛てた陳情書か　｢米軍は家を焼き払い土地を奪っただけでなく、ありとあらゆる罪悪を‥我々を引き取ってもらいたい

本土復帰前に元首相に宛てた陳情書か 発見の文書 伊江島に

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220219/5090017408.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

本土復帰前の伊江島で、アメリカ軍による土地の接収に抵抗する運動をしてきた阿波根昌鴻と
住民たちが、当時の総理大臣にあてて作成した「陳情書」とみられる文書がこのほど見つかり、
１９日、地元・伊江島に返還されるセレモニーが行われました。

見つかった資料は、伊江島で平和運動の先頭に立った阿波根昌鴻と住民たちが、
沖縄が本土に復帰する７年前の１９６５年、戦後、初めて総理大臣として
沖縄を訪れた佐藤栄作元総理大臣にあてて作成した「陳情書」とみられる文書です。

これまで東京に住む関係者が保管していましたが、本土復帰５０年に向けて活動している会の
メンバーが調査の一環として受け取りました。
そして、１９日、阿波根が生前に創設した平和運動の拠点「わびあいの里」で
返還のセレモニーが行われ、地元の人などおよそ１０人が参加しました。

長さが４メートル６０センチの巻物の文書には、「米軍は家を焼き払い土地を奪っただけでなく、
ありとあらゆる罪悪を我々に働きました」などと、アメリカ統治下での悲痛な声がつづられています。
そのうえで、「米軍の非道残忍な軍政下から、一日も早く日本国民として
日本国憲法の下で安心して生活ができるよう、我々を引き取ってもらいたい」と、
阿波根を含めた１２人が連名で訴えています。

阿波根の書籍には、佐藤元総理大臣が沖縄を訪れる半月ほど前に「陳情書」を送ったとする
記述があり、わびあいの里によりますと、沖縄訪問を機に伊江島の窮状を
知ってもらおうと作成されたのではないかということです。

わびあいの里の謝花悦子理事長は「阿波根が闘ってきた歴史の記録が、
新たに資料として出てきたことに驚きました。大切に保管してきてくださった方々に
感謝しています」と話していました。

阿波根について調査している琉球大学の鳥山淳教授は、ＮＨＫの取材に対し
「本土復帰５０年が迫る今、こうした資料が県外で見つかったことで、
阿波根を含め沖縄の戦後の歩みについて全国的に関心が高まるのではないか」とコメントしています。
「陳情書」と見られる文書はレプリカが作られ、「伊江村はにくすにホール」で２０日まで一般公開されています。

【阿波根晶鴻のシンポジウムも開催】
阿波根晶鴻が戦後の伊江島の日常を撮影した写真を通して当時を振り返るシンポジウムも
１９日、島内で行われ、地元の人たちなどおよそ５０人が集まりました。

シンポジウムには、パネリストとして小学校の元教員や写真家、それに専門家などが参加しました。
このうち、阿波根と活動を共にした伊江村役場の元職員、安里正春さん（８３）は
「アメリカ軍は地元の声を無視して土地を接収した。農業をしている人たちにとっては
土地の接収は死活問題で、阿波根さんを中心に一丸となって運動を行った。
写真を見ると当時を思い出し、胸が締めつけられるような思いがします」と話していました。

02/19 19:36

あの県知事もその点含めて自分の都合優先だもんな

沖縄戦も知らんカスがデマを書くなクズ4ねよ。