Googleマップでさいたま地裁が「さいたまクルド民族裁判所」に…　ヘイト差し止め仮処分で嫌がらせか

Googleマップ上で、さいたま地裁の名前が変更された。
埼玉県ではクルド人に差別的な言葉をぶつけるヘイトスピーチ（憎悪表現）が激しさを増しており、さいたま地裁は21日に、デモを計画した神奈川県の男性に対し禁止の仮処分を決定したばかり。不満に思った何者かが、嫌がらせで名前を変更した可能性がある。
◆地裁「対応する」
変更された名前は「さいたまクルド民族裁判所」。
Googleマップでは、アカウントを保有する利用者が、施設名など情報の変更をグーグル側に申請できる。何者かが、この仕組みを利用した可能性がある。
何者かに「さいたまクルド民族裁判所」と名前を変えられたGoogleマップ上のさいたま地裁（スクリーンショット）＝22日午前10時50分ごろ
何者かに「さいたまクルド民族裁判所」と名前を変えられたGoogleマップ上のさいたま地裁（スクリーンショット）＝22日午前10時50分ごろ

X（旧Twitter）では「ひどい」「ヘイトデモ関係者の小細工。悪ふざけだ」などの書き込みがあった。
さいたま地裁の広報担当者は名前が変更…(以下有料版で，残り 320/639 文字)

東京新聞　2024年11月22日 11時52分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/368719