スウェーデンで女性初の首相　7時間で辞任も改めて首相に

スウェーデンで女性として初の首相にいったん就任したものの、連立政権が崩れたことを受け、わずか７時間後に辞任したアンデション氏が改めて首相の座に就きました。

　２９日、スウェーデン議会で与党・社会民主労働党のマグダレナ・アンデション党首が首相として承認されました。
実はアンデション氏は、５日前の議会で、退任するロヴェーン氏の後継として首相への就任がいったん決まりました。
ところが直後に連立与党として提出した予算が否決され、極右政党を含む野党連合が提出した予算が賛成多数で
可決されたことで、連立相手の「緑の党」が政権を離脱。アンデション氏は慣例に従って、わずか７時間で
首相を辞任していました。アンデション氏は、当面は社会民主労働党単独の少数与党政権を率いて
いくことになります。

　アンデション氏はスウェーデンで初の女性首相で、北欧では現在、フィンランド、デンマーク、アイスランドの
首相もそれぞれ女性が務めています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4416436.html