イタリアのロープウェイ落下事故、生き延びた5歳児は父親が抱きしめて守った。なお一家は全滅・・・・

イタリア北部ピエモンテ州で23日、観光用ロープウェーが地上に落下し14人が死亡。唯一の生存者である5歳男児は父親に抱かれ守られていたことが分かった。
凄惨な事故が起きたのは、標高約1491mのモッタローネ山頂へ向かうロープウェー。
山頂駅手前でケーブルが切れゴンドラが20m下に落下。急斜面を450mほど転がり落ちた後、木に衝突して止まった。乗客15人のうち子供を含む14人が死亡する大事故になった。
唯一の生存者は5歳児のEitan Biran君。医師によれば、父親が落下時「本能的に抱きしめて守ろうとした」ことにより男の子は落下の衝撃に耐えたようだ。
この事故でEitan君は一家（両親、弟、曽祖父母）を失った。

Eitan君は今も重体で意識は戻っておらず、今後数日間が山場になるという。
なぜケーブルが切断したのか、なぜ緊急用の補助ケーブルが落下を防がなかったのか。二度と同じような悲劇を繰り返さないよう原因の究明が急がれている。

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