【宇宙ジン】地球に降り注ぐ微小隕石、なんと毎年5200トン

科学者は、地球が絶え間なく宇宙の塵の雨にさらされていること、そしてそれがめっちゃ多いことを知っていました。
しかし、その微視的なサイズを考えると、量の正確な見積もりを取得することは非常に困難でした。

彗星や小惑星を通過するときに出る宇宙ゴミのようなもので、大きさは1mm以下です。

それは、700マイクロメートル（0.7ミリ）以下の微小隕石が、年間約5,200トンもあるということです。

700マイクロメートル（0.7ミリ）以下の微小隕石が年間約5,200トンも飛来しており、これは地球上に飛来する地球外物質の中で最大のものだという。

これは大変なことです。地球の大気はさまざまな種類の塵で満たされています。昨年の調査では、常に約1,700万トンの粗い塵が大気中を漂っていることがわかりました。

この「バックグラウンド」のダストを最小限に抑えるために、研究チームは南極大陸のコンコルディア・ステーションのドームCに注目しました。

ここでは地上のダストはほとんどなく、積雪率も低いため、すでにある雪を溶かしてこの地域のマイクロ隕石の落下率を求めることができます。

研究者たちは、20年間にわたる6回の探査で、まさにそれを行いました。
その結果、質量が350マイクログラム以下の溶けていない微小隕石が1,280個、宇宙スフェルール（溶けた宇宙石）が808個確認され、これらの粒子が地表に降り注ぐ割合を計算することができました。

地球全体に均等に降り注ぐと仮定して計算すると、1年に約1,600トンの微小隕石と約3,600トンの宇宙スフェルールが地表に到達することになります。合計すると年間5,200トンにもなります。

次の研究では、粉塵の分析を行い、粒の密度から起源を特定しました。
密度が低く、空隙率が高いものは彗星起源、密度が高く、空隙率が低いものは隕石起源を示唆している。

このことから、研究チームは、地球表面に到達する宇宙塵の約80％は、彗星が軌道上を移動する際に放出されたものであると推定した。
これは、地球上の宇宙塵に彗星が投入されているという過去の推定値と一致する。

しかし、研究チームのモデルによると、大気圏突入前に投入された宇宙塵の総量は約1万5,000トンであることもわかった。
この食い違いの理由は明らかではありませんが、いくつかの大きな選択肢があります。

1つは、かなりの割合のダストが我々の検出能力を回避していること。
もう1つは、大気圏突入前にダストの一部が除去されていること。
3つ目は、地球周辺の宇宙空間に存在するダストの量が、私たちが考えているよりもかなり少ないということです。

研究者たちは、これらのうちのどれに該当するかがわかれば、太陽系初期に地球に水分子や炭素を送り込んだ宇宙塵の役割をより正確に把握することができ、ひいては生命の誕生というパズルのピースを提供することになると述べたったい。

gooqle翻訳一部割愛全文はリンク先へ
https://www.sciencealert.com/5-200-tons-of-micrometeorites-are-raining-down-on-earth-s-surface-every-year

たらりらったりったらったらったったー