玉川徹氏、練習再開のワリエワを「ロシアが次のオリンピックは１９歳ということで切り捨てるなら許せない」

2/21(月) 9:23
スポーツ報知

玉川徹氏、練習再開のワリエワを「ロシアが次のオリンピックは１９歳ということで切り捨てるなら許せない」

　２１日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月〜金曜・午前８時）では、昨年１２月のドーピング違反が判明しながら北京五輪で出場継続が認められ、フィギュアスケート女子シングル暫定４位だったカミラ・ワリエワ（１５）＝ＲＯＣ＝が２０日、モスクワ市内で練習を再開したことを報じた。

　コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は国際スケート連盟がシニア大会について、現在、１５歳の年齢制限を１７歳以上に引き上げる案を６月の総会で議題に上げる動きがあることについて、「子どもに大人としての責任を負わせることが妥当なのかという新たな問題が今回、出てきた。子どもじゃない人が競技をすべきだという方向に論理的に進んでいくということ」と指摘。

　「フィギュアは１５、１６歳くらいがロシアのやり方も含めてジャンプをする、いっぱい回転をするということで言えば、年齢的にはベストなのかも知れない」とした上で「今回、ワリエワ選手の４年後を私も見てみたいんだけど、ロシアの考え方からすると、次のオリンピックに１９歳ではもう遅いんだよという考え方を持つのであれば、切り捨てられる可能性があると思う。だって、今までメダルを獲ったロシアの選手たちは次のオリンピックに出てないじゃないですか？　これを機会に切り捨てられるようなことがあるとすれば許せないと思っていて」と続けた。

　最後には「やっぱり、見たいですよね、彼女のスケート。４年後にまたロシアがもう１回、代表としてワリエワ選手を出してくるならいいのになと思います」と話していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d55bb7cf637476146751320e1e81bb2a11f2c738