韓米通貨スワップ、延長に失敗 今月末終了

韓国銀行は、米国連邦準備制度理事会(FederalReserveBoard、連準)と締結した期限付き通貨スワップ契約が、予定通り契約満期日の今年12月31日に終了する予定だと明らかにした。
通貨スワップ契約の締結後、国内外の金融と経済の状況がリスク局面から抜け出し、安定を維持している点が契約終了の背景というのが韓国銀行の説明だ。
韓国銀行は、昨年3月19日に新型コロナウイルス感染症の影響でドル需要が高まり、ウォン・ドル為替レートが10年8カ月ぶりの高値を記録するなど、外国為替市場が急速に不安定になると、連準と600億ドル規模の二国間通貨スワップ契約を締結した。
スワップの契約期間は昨年9月までだった。しかし、2度延長され、今年末に終了する予定だった。
政府は、昨年のコロナ19パンデミック状況において、外国為替市場を安定化させるために韓米通貨スワップによって大いに助けられた。
韓米通貨スワップ締結発表の翌日の3月20日に、ドル建ての資金調達への不安が緩和され、国内金融市場は直ちに落ち着きを取り戻し始めた。
総合株価指数(KOSPI)は、前日比で74%急上昇し、ウォン・ドル為替レートは1日で40ウォン近く急落した。
その後、韓国銀行は、同年3月29日から韓米通貨スワップ資金を活用して、競争入札方式で外貨融資を実施した。
計6回に亘って198億7,200万ドル(＝約2兆2,400億円)を供給した。
しかし、外国為替部門が安定を取り戻し、昨年7月30日付で通貨スワップ資金を全額返済し、現在、供給残高はない状態だ。
通貨スワップは、マイナス通帳のように、いつでもドルを取り出して使えるようにする制度だ。
通貨スワップ協定を締結した韓国とアメリカは、必要な時に自国の通貨を相手国の中央銀行に預け、それに対応する外貨を借りることができる。
ドルの確保がそれだけ容易になるという意味だ。

https://news.v.daum.net/v/20211216071311395

韓国銀行は、今回の韓米通貨スワップ契約が終了しても、最近の金融・外国為替市場の状況や強化された外貨の流動性対応能力などを考慮すれば、韓国の外国為替市場に及ぼす影響は大きくないと予想した。
今年11月の外貨準備高は4,639億ドル(＝約52兆4,200億円)で、2020年3月(4,002億ドル、約45兆2,200億円)より16%(637億ドル、約7兆1,900億円)増加している。
また、昨年9月には買戻し条件付き外貨債権買入れ制度を構築している。
韓国銀行の関係者は、「最近の国内銀行の外貨流動性事情が良好な状況が続く中、CDSプレミアムや外貨借り入れ加算金利などが低い水準を維持するなど、外貨借り入れ状況も安定的な流れを示している」とし、「韓米通貨スワップ契約で供給された資金(計19872億ドル、約2兆2,400億円)も全額返済した後、現在は需要がない状況」と述べた

…てめぇで何とかしろや！
wwwwwwwwwwwwwwwwww