【社会】犯行直前に下見　かつらの画像、新たに公開　加賀のコンビニ強盗殺人１１年

2021/11/2 16:00

加賀市中島町で発見されたかつら（石川県警提供）

　２０１０年１１月３日未明、加賀市桑原町のコンビニで発生した強盗殺人事件で、犯行に使われたトラックが犯行直前に一度、店舗敷地内に入っていたことが２日分かった。石川県警によると、店舗に入る前に脇の砂利道に止まっているトラックが目撃されていたことも判明。国道８号沿いではなく砂利道を使っており、捜査本部は犯人に土地勘があり、下見した可能性があるとみて、約４０人態勢で調べている。

　　●県警、現場で説明

　事件発生から３日で丸１１年を迎えるのを前に、県警捜査１課の宗末勝英次席が２日、現場周辺でトラックの経路について報道陣に説明した。犯人が現場に捨てたとみられるかつらの画像も新たに公開した。

　県警によると、１０年１１月３日午前２時４０～５０分ごろ、コンビニ横の砂利道で、国道８号に向かって停車しているトラックが目撃されていた。トラックはその後、国道８号に出て、同２時５１分ごろにコンビニ敷地内に進入。店舗裏に回った後、すぐに小松方向の国道に出たという。

　同２時５７分ごろには、トラックが同じ砂利道を通ってコンビニ敷地内に入り、犯人が店舗に押し入った。犯行後はトラックで国道８号を小松方向に逃走したとみられる。

　また、犯人が使ったとみられるかつらが発見された場所は、トラックが見つかった農道と、コンビニの中間に当たる加賀市中島町の小路だった。県道脇の小路で、周囲には田んぼが広がっている。
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https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/569496

犯人はハゲでオタク