【社会】飲酒運転で車５台巻き込む多重事故　危険運転致傷容疑で２１歳男追送検　兵庫・加古川

10/21(木) 23:01

　兵庫県加古川市内で３日午前、パトカーに追跡された乗用車が別の車に衝突するなど計５台を巻き込み、９人が重軽傷を負った多重事故で、県警交通捜査課と加古川署は２１日、自動車運転処罰法違反（危険運転致傷）の疑いで、逃走した車を運転していた同市のとび職の男（２１）を神戸地検姫路支部に追送検した。加古川署への取材で分かった。

　追送検容疑は３日午前１１時半ごろ、同市平岡町二俣の市道で、別の車の走行を妨害する目的でセンターラインをはみ出し、対向車線を走っていた普通乗用車の通行を妨げた疑い。

　同署によると、衝突された車に乗っていた３０代女性が右脚を骨折したという。調べに対し、男は「酒を飲んでおり、車を妨害してでもパトカーから逃げようとした」などと容疑を認めているという。

　事故の直前、男の車がＪＲ東加古川駅近くの一方通行を逆走し、パトカーで巡回中の同署員が発見、停止を求めた。だが逃走し、前方の軽乗用車などに相次いでぶつかった。呼気からは基準値の４倍以上のアルコールが検出され、男は酒気帯び運転の疑いで、同署に現行犯逮捕されていた。

ソース　https://news.yahoo.co.jp/articles/e047f2940787245bb28211c79577a78b243def9c