【事件】進学コースで成績優秀、学校関係者ショック「言葉がない」高3女子遺棄

日刊スポーツ2021年8月31日18時42分
https://www.nikkansports.com/general/news/202108310000654.html

変わり果てた姿となって発見された私立高3年の鷲野花夏さん（18）は高校の進学コースに所属し、成績優秀で「大学では心理関係の学部に進みたい」と語っていた。おとなしい性格で茶道部に入っており、学校関係者や元同級生は突然の事件に「言葉がない」とショックを受けている。

学校長らによると、7月下旬にあった三者面談で、文系の進学コースだった鷲野さんは、心理関係の学部がある大学に進学したいと担任に伝えていた。内申点も良く、指定校推薦を希望し、選抜される見通しだった。

墨田区の公立中時代は美術部に所属。高校では1年生から茶道部に入っていた。学校長は「絵も好きだった。おとなしく、礼儀正しい子だった」と肩を落とした。

小中学校が一緒だった高校3年の女子生徒（18）は「目立つ方ではないが、ずっと明るい感じの子だった」と振り返る。小学校で同級生だった別の高校3年の女子生徒（18）は「事件に巻き込まれるような子ではなく、良い子だったのに」と動揺した様子だった。（共同）