- 1 : 2025/04/28 19:11:22 ???
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「グローバル化した世界からドイツを『解放』しようとして、ナチス・ドイツは自国経済を壊滅させた」
歴史学者のティモシー・ライバックは、かつてヒトラーが強行した関税政策の愚かさについて米誌「アトランティック」に寄稿。その愚策と現在のトランプ関税が酷似していることを示唆した。
アドルフ・ヒトラーがドイツの首相に就任したとき、彼は即座に農業分野の輸入品に高関税を課した。
1933年2月1日、ヒトラー政権誕生からわずか48時間後、アルフレート・ヒューゲンベルク経済相は「輸入農産物の関税引き上げを敢行すべき」と公言した。
しかし、コンスタンティン・ノイラート外相は、オーストリアからの輸入木材が高騰すること、そしてソ連との間に結んだ貿易協定が破綻すると懸念を示した。
このとき、ヒトラーが関心を示したのは一つだけだった。彼は政権維持の鍵となる3月5日の帝国議会選挙を前に「国民に不満を抱かせないことだけが優先事項である」と側近に語っている。
ヒトラーは、絶対多数を獲得するには1800万~1900万の票が必要だと計算していた。「これだけ多くの有権者の支持を得る経済政策はほかに存在しない」とも党指導部に語っている。
ヒトラーは経済的な問題を犯罪的なほどに軽視していた。所得税すら滞納していた彼の経済学についての理解は原始的なものだった。
「インフレになるのは、インフレを望む場合だけだ」と発言したことさえある。
「インフレとは規律の欠如である。私は物価が安定するよう見守る。そのためにSA(ナチス突撃隊)がいる」
そしてヒトラーは、ドイツの財政難のほとんどはユダヤ人に責任があると述べたのだった。
ヒトラーは首相になる前から、政府のチーフ・エコノミストとして長く活躍していたゴットフリート・フェーダーに、経済政策の策定を依頼していた。
1932年5月、フェーダーは、ヒトラーが突然政権を握った場合にすぐに実行に移せるよう、最初のナチス経済計画となるものの概要を示した。
フェーダーがヒトラー経済でもっとも重視したのは関税であった。
フェーダーは、ドイツ経済をドイツ人の手に取り戻す鍵は「輸入制限」にあると考えた。「国家社会主義は、ドイツの労働がソ連の奴隷、中国人や黒人によって供給されることを拒否する」と彼は述べている。
「ドイツ人は外国との競争から保護されなければならない」
ノイラートはこの戦略が貿易戦争を引き起こし、輸入卵の価格を600%上昇させることを懸念していたが、フェーダーの関税政策は、グローバル社会の束縛からドイツ国民を「解放」するというヒトラーの大きなビジョンに合致していたのだ。
これに先立ち、ドイツは1929年の大恐慌によって、世界の国々とともに奈落の底に突き落とされていた。市場は崩壊し、工場は操業停止し、失業率は急上昇。1930年代初頭には、ドイツ人労働者の3人に1人が失業していた。
それでも、ヒトラーが首相に任命された1933年1月には、経済は回復基調にあった。首相としての彼の主な経済的課題は、事態を混乱させないことだった。事実、その戦略は初期においては成功した。ドイツ株式市場は、ヒトラーが政権に就くというニュースを受けて上昇したのだ。
「ヒトラーとトランプの関税政策は恐ろしいほど酷似」米国民が注目した歴史学者の指摘(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース「グローバル化した世界からドイツを『解放』しようとして、ナチス・ドイツは自国経済を壊滅させた」歴史学者のティモシー・ライバックは、かつてヒトラーが強行した関税政策の愚かさについて米誌「アトランテnews.yahoo.co.jp - 2 : 2025/04/28 19:13:21 tl1Re
- つまり最後は?どうなる
- 10 : 2025/04/28 19:55:49 SRpyn
- >>2
> つまり最後は?どうなる政府による強制カルテルで価格統制。物資の配分は市場を通じてでなく、政府によって行われる。
- 3 : 2025/04/28 19:14:28 vJhgz
- USAIDの資金がほしいと?
- 5 : 2025/04/28 19:18:44 gtume
- >>3
それしかない笑 - 4 : 2025/04/28 19:17:10 Ll1fg
- 都合の悪いものにヒトラーを例に批判する人の主張は恐ろしいほど酷似している。
- 6 : 2025/04/28 19:20:25 lgj2t
- 元特殊部隊所属の凄腕のコックみたいな名前だな
- 7 : 2025/04/28 19:25:12 EW8HD
- >>1
ヒトラーが活動出来たのは、アメリカのユダヤ財閥からの莫大な投資が有ったからだもんな。
アメリカ企業のスタンダード・オイル(ロックフェラー系)、フォード、GM、ITTなどの大企業が、戦前から戦中にかけてナチス・ドイツと取引や投資を行っていた。
フォードの反ユダヤ主義的著作『国際ユダヤ人』がヒトラーやナチスに思想的影響を与えた。 - 8 : 2025/04/28 19:31:28 k5Fy5
- 欲しくない物は関税上げて欲しい物は関税かけなきゃいいのに
一律で重関税かけるトランプはアホ - 9 : 2025/04/28 19:43:35 7DyMT
- アドルフ転生ドナルド
- 33 : 2025/04/28 22:28:45 GkqyZ
- >>9
オレつえー。 - 11 : 2025/04/28 19:57:25 jOWEO
- 政治家として揺るぎない信念と志しを持って活動しているのは酷似しているな
その信念に両者とも自国最優先が筆頭にある
それゆえに両者とも国民に選挙で選ばれたわけだからな - 12 : 2025/04/28 20:06:42 SRpyn
- ナチスは1933年に政権をとったあと、1934年夏の「長いナイフの夜」の党内左派の粛清まで方向が定まらなかったんだが、
カルテルだけは1933年7月に経済相の権限として強制化してる。物価抑制についてだけは一致した。
「長いナイフの夜」のあとは、庶民を捨ててコンツェルンとともに歩む方向に決まり、軍備増強の四か年計画とか
徴税強化による財政健全化に取り組む。メフォ手形は中央銀行のことなので財政とは別と思われてた。 - 13 : 2025/04/28 20:16:46 Iqpkd
- ヒトラーも優秀な政治家には違い無いからな
- 14 : 2025/04/28 20:38:45 hPeMr
- >>13
確かにコレな - 21 : 2025/04/28 21:11:20 jPezd
- >>13
最低の政治家の間違いだなw
ヒトラーが優秀な政治家だと思ってるのは馬鹿ばっかw - 15 : 2025/04/28 20:41:52 X0lLN
- いくら緩和してもドルが下落しなかったということは、ドルが不当に高いということとまったく同じである。
そしてその副作用が貿易赤字だったのだが、アメリカがいくらでも借金できる状況だった時にはそれは何の問題にもならなかった。
しかしコロナ後に金利が上昇し、米国債の大量発行が問題になり始め、米国債が下落してもインフレ懸念で中央銀行が米国債を買い入れられない、そういう状況になって初めて、アメリカはギリシャと同じ状況に置かれる。 - 16 : 2025/04/28 20:51:19 WqrUq
- 日本にとっては人材獲得のチャンスだよな
優秀な研究者を誘致するチャンス - 17 : 2025/04/28 20:53:35 q5Cm0
- 今後トランプは英語じゃなくてドイツ語で演説したらええ
Mache Amerika wieder gross!
Amerika Heil!
Sieg Amerika!! - 18 : 2025/04/28 21:01:17 HKKie
- トランプの父親はドイツ系移民だしな
- 19 : 2025/04/28 21:10:20 dBkEl
- パヨク系学者かな?
- 20 : 2025/04/28 21:11:11 AYH3Y
- よし、トランプよ今度はユダヤ人用のガス室を
- 22 : 2025/04/28 21:12:23 lgj2t
- アメリカの人材を引き抜くチャンス
- 23 : 2025/04/28 21:13:50 jPezd
- >>22
残念ながら我が国にはもうその力はないw
円は安いしアカデミズムへの締付は強いし - 24 : 2025/04/28 21:26:50 wKG38
- ケイシーという名前の親族はいないのか
- 25 : 2025/04/28 21:31:03 6UOut
- トランプのお爺さんとお父さんはドイツ人
トランプはヒットラーの政策は良い面もあったと言っていたし - 29 : 2025/04/28 22:04:12 C1qbK
- 転生したらアメリカ大統領だった件
- 31 : 2025/04/28 22:16:19 YNXiZ
- つまりUSAが敗北すると?
- 32 : 2025/04/28 22:28:28 GeAu8
- ダルトンではなく?
【歴史学者のティモシー・ライバック】「ヒトラーとトランプの関税政策は恐ろしいほど酷似している」
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