YOASOBI、初の東京ドーム公演　結成5年でたどり着いた「超現実」夢の大舞台　2日間で10万人を動員

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YOASOBI　初の東京ドーム公演　結成5年でたどり着いた「超現実」夢の大舞台

　音楽ユニット「YOASOBI」が9、10の両日、初めて東京ドームで公演した。2日間で10万人を動員。観客と一緒になって大舞台を楽しんだ。

　センターステージでヒット曲「アイドル」を歌うボーカルのikura（24）に向け、大観衆が「オイ！オイ！」の掛け声で呼応した。

　来場者全員に配られたリストバンドが、腕を振り上げるたびにピンクや青に光り、客席が波打った。ファンとともに空間を作り上げ、コンポーザーのAyase（30）は「最高すぎ！」と興奮を隠せなかった。

　結成5年でたどり着いた大舞台。テーマは「超現実」だ。ステージ上に流し台や冷蔵庫を置き、かつてAyaseが住んでいた部屋を再現。自動販売機や街灯で東京の街並みを表現した。

　そんなありふれた光景をバックに、レーザー光線やドームの天井を利用したプロジェクションマッピングなどで現実を超えた演出を繰り広げた。

　終盤には2人が気球に乗ってドーム内を航行しながらパフォーマンス。Ayaseは「今回のライブは、5年どころか自分たちの人生全てを詰め込んで準備しました」と胸を張った。

　来月からはアジアツアーがスタートする。ikuraは「この5年間で孤独を感じることもありました。でもみなさんのおかげで、ワクワクする未来を探して生きる覚悟を決めました！」とさらなる活躍を約束した。