立花孝志氏切りつけた男 殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴　(東京地検)

立花孝志氏切りつけた男 殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴｜NHK 首都圏のニュース
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250404/1000116063.html

04月04日　18時08分

先月、東京・霞が関で、政治団体「ＮＨＫから国民を守る党」党首の立花孝志氏が刃物で切りつけられ、けがをした事件で、東京地方検察庁は４日逮捕された３０歳の男の容疑者を殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴しました。

起訴されたのは、東京・杉並区の無職、宮西詩音被告（３０）です。
先月１４日、財務省の前で行われていたデモの近くで、政治団体「ＮＨＫから国民を守る党」党首の立花孝志氏にナタで切りつけ、殺害しようとしたとして、殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われています。

立花氏は、支援者と順番に写真撮影をしていた際、列に並んでいた宮西被告に突然襲われ、頭に全治３週間のけがをしました。

捜査関係者によりますと逮捕後の調べに対し、被告は「兵庫県の議員が自殺で亡くなったニュースを見て自殺に追い込んだ立花氏に殺意を抱くようになった」などと供述したほか、「千葉県や兵庫県で行われた立花氏の演説会場も訪れ、襲撃する機会を伺っていた」という趣旨の供述もしていたということです。

【「ＮＨＫから国民を守る党」の立花孝志党首のコメント】

政治団体「ＮＨＫから国民を守る党」の立花孝志党首はＮＨＫの取材に対し「言論に対するテロは到底許せるものではなく、厳正に処罰してほしい。被告はメディアの間違った報道によって殺意を抱いたということなので正しい情報を知って反省してもらいたい」と述べました。