立憲・安住氏が苦言　細田氏の旧統一教会との接点説明、公開冒頭のみ

立憲民主党の安住淳国対委員長は24日午前、細田博之衆院議長（自民党出身）が同日午後、各会派の代表者に対して行う世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との接点を巡る説明が冒頭以外非公開で行われる予定であることに関し「大変残念で抗議したい。議長自身が説明の機会を放棄している」と批判した。そのうえで「やましいことがないというのであれば、堂々と答えればよい」と述べた。国会内で記者団に語った。

　安住氏は細田氏について、自民最大派閥の細田派（現安倍派）会長として教団と深いつながりを持ってきたとの認識を示し、「自民党と旧統一教会を結ぶ元締だと思っている」と言及。細田氏が記者会見などによる詳細な説明を避けてきたことも問題視し、「逃げ回っていたら、細田議長に対する尊敬の気持ちは段々失われ、国民全体を敵に回してしまうのではないか」と語った。岸田文雄首相についても「自民党総裁としてかばうって、今度は首相のリーダーシップが問われますよ」と批判した。

毎日新聞 2023/1/24 11:17（最終更新 1/24 11:17） 473文字
https://mainichi.jp/articles/20230124/k00/00m/010/073000c