日本の若者、オリンピックに無関心

https://www.wionews.com/sports/tokyo-olympics-struggles-for-youth-appeal-despite-new-sports-402780

東京オリンピックでは、若者層の視聴率を上げるためスケートボード、サーフィン、スポーツクライミングを追加して
引き付けていますが、メダルラッシュでさえほとんどの日本の若者の注目を得るには十分ではありませんでした。

堀米雄斗（２２）が日本初の金メダルを獲得し、１３歳の西谷もみじが女子大会で優勝し、国内最年少のオリンピックチャンピオンと
なった後、水曜日にスケートボードが開催された。
そして、日本は再び金メダルを獲得し、四十住さくらがチームメイトの平木ココナ（12歳）に次ぐ銀メダルを獲得しました。
しかし、彼ら選手のクラスメートにとってテレビでオリンピック競技を観戦することは優先事項ではありません。

「私の周りはオリンピックについて誰も実際に話していません」と、東京2020の会場近くの公園で友達とサッカーをている13歳の彼はAFPに語った。
「YouTubeを見たり、友達と遊んだり、テレビゲームをしたりする可能性が高い」と彼は語り、「オリンピックは日本人が確実に金をとれる
競技しかテレビ放送をしないのでつまらない」と言う。彼はオリンピックのサッカーの試合だけはテレビで見る計画だけはしていると付け加えた。
AFPはスポーツイベントについて東京オリンピック以外に見たいものはないんですか？と聞くと「ワールドカップだけです」と彼は友人と語った。

日本がサーフィンの銀や銅を獲得し始めるずっと前に、世論調査は若い世代がオリンピックにあまり興味がないことを示しました。
公共放送NHKの2019年の調査によると、20代の回答者の約63％が、オリンピックに「ある程度」興味を持っていると答えたのに対し
60代以上の回答者は「非常に」興味が約85％でした。

我われは東京のボルダリングジムでも取材した。「私はオリンピックが嫌いではありませんが、私にとって、オリンピックは私の優先順位が
それほど高くなく、ライブで見るほどではない」と24歳のウェブエンジニアである川崎燎は言います。
「休みがあれば、旅行や温泉を探したり、映画を見に行ったりします。時間があれば、オリンピックを見に行くかもしれませんが期待はしてない。」とも語った。

大阪体育大学の原田宗彦学長は、コロナウイルスのパンデミックは「若者の関心が低い要因の1つ」だと考えています。
それはイベントの１年延期を余儀なくされ、ほとんどの大会が観客なしで開催されていることを意味します-彼らの好きなスポーツをライブで見る
若者のチャンスを一掃します。

中学生の藤原光生さん（１３）は、パンデミックが発生したにもかかわらず、オリンピックを進める決意を固めた国がおかしすぎると語った。
「感染が急増している東京に世界中から多くの人を招待するのは間違っている」と藤原氏は友達とバスケットボールをしながら語った。
「パンデミックがなければ、私はオリンピックを支援したでしょう。」と
若い世代のスポーツへの関心は比較的高いままであり、特にCovid-19の封鎖中に活動を続けることに新たな関心が集まっていると原田氏は語った。
「しかし、オリンピックに関しては、彼らの関心は極端に低いです..原因はオリンピック以外に若い世代が利用できるさまざまな娯楽オプションがあるからです」と
スポーツマーケティングの教授は言いました。

21歳の大学生の井上大仁氏は、オリンピックは彼にとって重要な問題ではないと述べた。
「私はオリンピックを見ることにはあまり注意を払っていない」と彼はAFPに語った。
京都の立命館大学のスポーツと社会の教授である市井義房氏は、東京が1964年にオリンピックを主催した後、日本の年配の世代は
オリンピックに感情的な愛着を持っていると述べた。
「戦後の日本がどのように回復し発展してきたかを人々に思い出させる象徴的なイベントでした」と市井氏は語った。

多くの若い日本人は６０代以上に対しオリンピックと同じような絆を持っていない、と彼は付け加えた。
しかし、特にゲームとその新しいスポーツに引き込まれている若者がいることも確かで、11歳の藤来春は、日本のスケートボードチャンピオンの
西谷に触発されたと語った。
昨年スケートボードを始めたばかりの藤井さんは、「オリンピックで金メダルを獲得しているのは、私より２歳年上の女の子を見た」と語った。
「もっと練習したいし、いつかオリンピックに出場したい」と彼女は語ります。