伊勢崎市の民家に早朝強盗 男3人が現金奪い逃走 目出し帽に刃物 片言の日本語「お金、お金」

18日午前3時20分ごろ、群馬県伊勢崎市韮塚町の住宅に男3人が押し入り、就寝中の農業の男性（76）と妻（72）を縛り、刃物のようなものを突きつけ、現金と携帯電話などを奪って逃走した。夫妻にけがはなかった。県警伊勢崎署が強盗事件として、逃げた3人の行方を追っている。

　伊勢崎署によると、夫妻は寝ていたところ、3人に突然、口をふさがれてもみ合いになった。3人は夫妻の手足をコードで縛り、刃物のようなものを突きつけ、片言の日本語で「お金、お金」と要求した。3人は目出し帽を着用していた。男性が110番通報した。

　同署は同日、「上州くん安全・安心メール」を通して、不要不急の外出を避け、在宅中でも自宅の戸締まりをするよう注意喚起した。

　近くに住む男性の親族の女性は現場に駆け付け「親戚の所でこんな事が起きるとは。けががなくてよかった。早く捕まってほしい」と話した。地元に60年住む男性（65）は「朝、知らずに散歩してしまった。事件と聞いて驚いた。こんな所でも強盗があるのか」と話した。50年近く住む男性（70）は「早く捕まるといい。しばらく玄関の明かりは付けっ放しにする」と気を引き締めていた。
上毛新聞　公開：25/01/18 11:45
https://www.47news.jp/12043407.html

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