ムンちゃん、大統領引退後に記念に車を貰う　韓国国民「ありえない」

文在寅に支給される「高級車」をめぐって…
ジェネシス g80 photo/gettyimages

　そうした中で、文在寅大統領は退任後にジェネシス(ヒョンデ社の高級車ブランド)G80電気自動車2022年型に乗ることになったようだということが注目されている。

　元大統領支援車両購買(リース)契約がされ、48か月にわたって文大統領に支給される。リース費用は月額212万7400ウォン(約22万円)で、予算総額は1億212万5200ウォン(約1213万円)だそうだ。

　この報道に「おまえはキャスパー(文大統領が個人的に使用する目的で購入したヒョンデ車の軽型SUV/1375~1960万ウォン(137~196万円)程度)でも乗ってろ！　国民に賃貸物件に住めと言っておきながら
自分はジェネシスなんて辻褄が合わないだろ！」「大統領の礼遇は本当にあってはならない。国かこれが…」といった意見から、「文在寅政権のお陰で、大韓民国は国連で初めて先進国として認められた。
このような国であるのに、大統領を礼遇していると恥を感じるのか」といった意見が混在している。

　大統領退任後に関する報道は、真の評価を判断するひとつの材料になると筆者は考える。

　様々な報道機関のジェネシス記事を見てみたが、明らかに文大統領を批判する意見が多かった。やはり、彼を称賛するのは一部ファンで、多くの国民が文政権を悲観的に見ているようだ。

　国民請願に上げられたラブレターはもちろん、彼に有終の美を飾らせてあげたい支持者の気持ちの表れなのではないだろうか。政権は保守に奪還され、5月には文大統領に対抗した
尹錫悦氏が第20代大統領に就任する予定だ。文大統領支持者たちの最後のメッセージだったのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c8989b3c87c987130d608edee0e9d70bbd322bf?page=2