【Newsweek】クルーグマンは正しい「中国は(当時の日本より)さらに悪い状態に陥るだろう」

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1 : 2023/09/28(木) 09:58:10.00 ID:/fBB3A2Y

日本は不況の前例ではなく「経済成長の手本」。中国が「日本と違う」これだけの理由

<日本は「失われた」数十年を経験したが、実はその間も成長を続けてきた。今、中国の停滞を日本と比較する識者が多いが……>

※本誌2023年10月3日号は「日本化する中国経済」特集。失速する中国経済を検証しています。

中国経済の不調を伝えるニュースが続くなか、多くの識者は中国が1980年代後半から日本を悩ませてきたのと同じ「好況・停滞・低迷」の道をたどっているとみている。

だが、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマンの見方は違う。「日本は警戒すべき前例ではなく、手本と言っていい」と彼は主張する。

日本は1991年以降、「失われた」数十年を送ったが、その間も労働年齢人口の1人当たり実質GDPはアメリカとほぼ同じペースで推移し、45%の成長を遂げた。深刻な高齢化に直面し、人口が2008年をピークに減少に転じた先進経済にとっては容易なことではない。

日本の事例で評価すべきなのは、2014年以降は若い世代も含めた労働者のほぼ完全雇用を維持しながら、この成長を達成したことだ。世界最大の債務国でありながら財政が比較的安定し、デモや暴動などの社会不安がほとんどないことも注目に値する。

「経路依存性」、中国はさらに悪い状態に
一方の中国は、職探しをしていないため統計に表れないケースを含めると、若者の失業率が50%近くに達しているともみられる。しかも超成長期でさえ、年間数万件のデモや暴動が発生していた。中国が日本に似ているとは言えないだろう。

だが日本との比較がほとんど役に立たないなら、国際社会が中国に提案している強力な刺激策や個人消費の促進といった対処法は、あまり意味を成さないことになる。

そもそも中国の習近平(シー・チンピン)国家主席は、国民の消費増を望んでいない。消費行動への補助金を嫌っていることで知られる習は、先日も若者に「苦労は買ってでもしろ」と促した。

2008年の世界金融危機の後、中国は4兆元という世界最大規模の刺激策で成長を一時的に安定させたが、後に再び減速した。しかもその後に残されたのは、浪費と汚職が蔓延する経済と多額の債務だった。

「経路依存性」という社会科学の言葉がある。人や組織は過去の経緯や歴史に縛られがちだ(つまり「歴史がものをいう」)という意味だが、そう考えれば中国はさらに悪い状態に陥るだろう。

なぜか。

2008年の刺激策では中国政府が補助金や投資、融資をハイペースで提供し、国民がそれを奪い合うような騒ぎが全国に広まった。中国の国民はその後10年、苦労せずに多額の資金を手にすることばかり考える「パラサイト(寄生虫)」と化した。

刺激策が国民を甘やかした結果は、投資効率の低下としてデータに表れている。今の中国では、同じ生産高を生み出すのに必要な投資額が20年前の約2倍に達している。

刺激策が「パラサイト」を生んだ一方、資本はその効力を失っているのだ。

自由市場型か、毛沢東主義か、国家主義か
同じことは、形こそ違うとはいえ、習を含めた若者たちが「階級闘争」の中で育った毛沢東時代にも起きていた。ここでも歴史を参考にするならば、中国では今後、健全な経済を維持するために必要な人的資本や適切な職業倫理の不足が予想される。

今の習には、経済政策について3つの選択肢がある。

1つ目は自由市場型アプローチ。中国ではこれは縁故資本主義を意味し、習と敵対する派閥が今も力を持っている分野だ。

2つ目は毛沢東主義的アプローチ。政治的には有効だが、かつて中国を窮地に追い込んだ方法だ。

そして3つ目は国家主義。政府が主要産業を独占し、民間部門には厳しい規制や制限を課す。

習は1つ目の選択肢は受け入れ難く、2つ目を全面的に受け入れるほど愚かでもない。3つ目のやり方を選び、それに固執することになる。

クルーグマンは正しい。2023年の中国は1991年の日本とは違う。「中国は(当時の日本より)さらに悪い状態に陥るだろう」と、彼は書いている。

練乙錚(リアン・イーゼン)経済学者
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2023/09/post-102710_1.php

2 : 2023/09/28(木) 10:01:22.44 ID:WdZ9Ux5D
中国はまだ貧困層も多いし成長余地がある
22 : 2023/09/28(木) 10:21:25.26 ID:kJ7q/rTb
>>2
アホか
豊かじゃないから基盤が弱いんだよ
3 : 2023/09/28(木) 10:02:20.08 ID:PjzDiOt2
中国共産党は国家社会主義中華労働者党にリニューアルかw
4 : 2023/09/28(木) 10:03:21.29 ID:l1B87F5L
人民服チャリの時代に戻ろうよ
8 : 2023/09/28(木) 10:05:29.80 ID:PjzDiOt2
>>4
そうそうw

中国には二番目の毛沢東主義が良く似合うw
三番目の開発独裁とか人類共通の敵ナチの手法だろ

5 : 2023/09/28(木) 10:03:39.68 ID:DZ3GdLvo
グーグルマンの名前久々に見た
6 : 2023/09/28(木) 10:04:13.88 ID:vofTtTtO
百田尚樹氏「橋下は大嫌い」「自民党はもうダメ」日本保守党の結党決意語る
10 : 2023/09/28(木) 10:07:46.57 ID:3BhWPlIF
中国は、人権無視の恣意的異常システムを維持し、弾圧を強め、国民を搾取しながら国際信用を失って海外からの様々な投資が激減する
国内企業は外国に逃げようとする

牢獄国家でかい北朝鮮化する可能性もある

11 : 2023/09/28(木) 10:08:09.94 ID:MEyb09To
特亜は苦しいと日本を見る
12 : 2023/09/28(木) 10:11:22.46 ID:qRLAcmYz
不動産バブルに洪水と疫病で暴動待ったなし!
共产党下台!习近平下台!
13 : 2023/09/28(木) 10:11:40.97 ID:87TquhiH
50年間も高度成長を続けた国はない
20~30年もすれば、高度成長から安定成長に移行する
当たり前と言えば当たり前で、無限に高度成長が続けられる訳がない

ちなみに、安定成長に移行する時に、バブルとその崩壊を経験する例も少なくない

14 : 2023/09/28(木) 10:13:59.62 ID:sc0zeVou
付加価値の高い工業製品の輸出への移行はアメリカの横槍が入るから難しい
内需はバブル崩壊でそれどころではない
まあ厳しいだろうな
15 : 2023/09/28(木) 10:17:24.91 ID:3BhWPlIF
密告奨励しているし、国民監視能力は高いので、習近平体制はそれなりに強固かもしれない
だがその間政治にますます柔軟性がなくなり、腐敗が増し矛盾が激化、国内経済が弱体化していくのでは
19 : 2023/09/28(木) 10:20:49.64 ID:2SXGXyAR
グーグルマンが言うなら正しい
20 : 2023/09/28(木) 10:21:00.48 ID:16/+pcKn
政府提供の資金目当てで働かなくなった国民って所謂集団サボタージュだろ?働き者の国民が居て成り立つ共産主義が尤も嫌う状況に陥ってるのか?そもそも共産主義かどうかも怪しいが。
23 : 2023/09/28(木) 10:22:11.87 ID:XpEYx4be
>世界最大の債務国でありながら財政が比較的安定し、デモや暴動などの社会不安がほとんどないことも注目に値する。
あれーパヨパヨどもが言ってることと真逆じゃないか?
24 : 2023/09/28(木) 10:24:41.19 ID:ScyXHuGt
どうだろう、恒大みたいに海外で破産申請して
負債を外国に押し付ける可能性あるけど。
日本の時も、こんな動きをしてたのかな。
27 : 2023/09/28(木) 10:29:40.31 ID:5E7+Qnjm
腐った家、腐った土地、腐ったEV、腐った高速鉄道
29 : 2023/09/28(木) 10:34:55.76 ID:5E7+Qnjm
1994 年、 中国の李鵬首相の発言
オーストラリアのジョン・ハワード首相に向かって
いまの日本の繁栄は一時的なものであだ花です。
その繁栄を創ってきた世代の日本人がもうすぐこの世からいなくなりますから、
20 年もしたら国として存在していないのではないでしょうか。
中国か韓国、 あるいは朝鮮の属国にでもなっているかもしれません。
31 : 2023/09/28(木) 10:36:56.93 ID:VdP/3F0N
専制国家なんだから、なんとでもなるだろw
32 : 2023/09/28(木) 10:39:04.22 ID:fuGp2Kc6
最近キムチロジャース静かだな
33 : 2023/09/28(木) 10:40:26.79 ID:5bwSjyFx
中国の債権者はほとんど中国人だろ?
海外のへの利子さえ凌げばあとはなんとでもなるんじゃね、電車も埋めたようにさ
36 : 2023/09/28(木) 10:42:33.58 ID:3LdAdYC8
>>33
物件が手に入らず借金だけのこりゃさすがに暴動だろ
37 : 2023/09/28(木) 10:42:39.32 ID:5E7+Qnjm
不動産関連収入が減ると地方政府の年金原資も枯渇。
40 : 2023/09/28(木) 10:44:43.18 ID:3LdAdYC8
>>37
いやそれどころじゃなくて融資平台ってのは地方政府の借金だぞ。
中央が面倒見てくれるわけないだろ
38 : 2023/09/28(木) 10:43:50.38 ID:pnu9Nbx+
ハリ・セルダンに憧れた人な

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