【香川】韓国人観光客「うどんを食べて温泉に入って」高松空港の国際線運航が2年9か月ぶりに再開　地元は熱い視線

高松空港の国際線の運航が約2年9か月ぶりに再開されました。待望の第1便はソウルからのフライトで、ほぼ満席でした。海外からの観光客の復活は地方経済に明るい光となりそうです。

午前10時半、歓迎の放水アーチに迎えられ、エアソウルの再開初便が高松空港に着陸しました。初便はほぼ満席の215人、搭乗率にして98%の乗客を運んで到着。日本への旅行需要の高さが窺えます。

（韓国人観光客）
「うどんを食べて温泉に入って、生ビールを飲むんです」

（池田豊人香川県知事）
「苦しかったホテル旅館を始めとする観光関係はもとより、交通機関からショッピングからいろんな波及効果が大きく広がってくる」

こちらは日本から韓国に向かう客が利用する搭乗カウンターです。ここに明かりが灯るのも2年9か月ぶりです。

（記者）
「地方空港の中で、高松空港がいち早く国際線が再開できたのは、検疫などの体制が整備されたことが大きな要因だと言います。」

搭乗手続きで並んだ客に新しい検疫手続きを知らせるチラシが配られます。

「ファストトラック」と呼ばれるスマートホンを使った検疫手続きで、コロナ禍明けで再開する空港を対象に厚生労働省などが導入した水際対策です。

（利用者）
「知らなかったです。今あわててかかりますね、事前の登録が」

新たな手続きの煩雑さがあってもなお、高松・ソウル線は地方空港の先頭を走っていて予約は好調です。当面、週3往復の運航ですが、航空会社は強気の算盤をはじいています。

（エアソウル　チョ・ジンマン代表理事）
「韓国人は高松路線に対する反応がとても良く12月下旬の予約は85~90%になるでしょう」

高松空港では来年1月に台北線の再開も決まりました。香川県は、国土交通省に対して不足気味の空港職員を充実させてほしいと要望するなど、受け入れ態勢を早く確立したい考えです。

（池田豊人香川県知事）
「高松空港に入って、中四国中心に関西圏まで観光するこういうものが増えてくる。香川県・高松への波及効果は非常に大きいものがある」

国際線の運航が再開された高松空港です。一足早い再開がアドバンテージになると地元は熱い視線を送っています。

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RSK山陽放送　11/23(水)17:30
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派手目のセンスの悪い服着てるのはだいたいニダ語