【韓国】 縄で縛られた朴正煕大統領の絵『日帝を輝かせた人々』の展示中断要求…芸術家「表現の自由抑圧」

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▲第13回光州ビエンナーレに展示されたイ・サンホン画家の『日帝を輝かせた人々』.(c) News1イ・スミン記者

朴正煕（パク・チョンヒ）大統領記念財団は光州（クァンジュ）ビエンナーレ展試作品である『日帝を輝かせた人々』の展示中断要求に対して芸術家が「表現の自由を抑圧する行為」と批判した。

21日、芸術家260人余りは声明書を通じて「パク・チョンヒ記念財団は芸術表現の弾圧を直ちに中断せよ」と要求した。彼らは「記念財団の展示中断要求を見て同僚芸術家として驚きに耐えなかった。パク・チョンヒは日本軍将校『タカギマサオ』として日本天皇に忠誠を誓った歴史的罪人」と非難した。

引き続き「それでもパク・チョンヒ記念財団は世界的な美術祭であるビエンナーレと画家に展示中断圧力を加えてスポンサーを脅迫する犯罪を犯している。これは少女像建設に反対して撤去する日本政府と異ならない」と主張した。

芸術家は展示中断要求を直ちに撤回することと芸術としての表現の自由を認めることなどを要求した。

この日午後1時30分現在、この声明に同意した全国芸術家は265人に達する。声明に参加したサンド アニメーション作家ジュホン氏は「今現在も全国各地で多くの芸術家が声明に力を集めている。パク・チョンヒ大統領記念財団の芸術家弾圧行為は絶対に容認できない」と声を高めた。

これに先立ってパク・チョンヒ大統領記念財団は最近、光州ビエンナーレに展示中のイ・サンホン画家の『日帝を輝かせた人々』作品を「悪意的政治宣伝物」として展示中断を要求した。

『日帝を輝かせた人々』は民族問題研究所の親日人名辞典に収録された人物と大統領直属親日反民族行為真相究明会の親日反民族行為真相究明報告書収録者など92人を縛り縄に縛られた姿で演出した作品だ。92人の人物のうちには変節者、李光洙（イ・グァンス）と日帝警察、盧徳述(ノ・ドクスル)などをはじめパク・チョンヒ元大統領の姿も探すことができる。

一方<ニュース1>はパク・チョンヒ大統領記念財団の明確な立場を確認するために数回通話を試みたが担当者不在、通話拒否など立場表明が不可能だという意思を明らかにした。

イ・スミン記者

ソース：マネートディ（韓国語）'縛り縄縛られたパク・チョンヒ'展示中断要求…芸術家"表現の自由抑圧"
https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2021042113568285063