【韓国】 ユン前検察総長の大統領選挙出馬記者会見で再び幽霊のように登場した竹槍歌。私たちが争えば笑うのは日本

尹錫悦（ユン・ソクヨル）前検察総長が6月29日、大統領選挙出馬記者会見で「理念偏向的竹槍歌を歌ってここまできた。今、韓日関係は回復が不可能なほど壊れた」と言った。すると汎与党圏から鋭い批判があふれた。

30日、チョ・グク元法務長官はフェイスブックで「(ユン前総長の)日本政府と類似した歴史意識に驚く。'竹槍歌'を再掲載した。イ・ナギョン元共に民主党代表は「その歴史認識の浅はかさで、そのような妄言を尹奉吉（ユン・ボンギル）記念館でできる無感覚が衝撃的」と言った。

「竹槍歌」をめぐり私たちが争えば日本が笑うだけだ。

対日関係解決法はすでにかなり以前に出ている。金大中（キム・デジュン）大統領は就任初年の1998年10月、日本を国賓訪問してアキヒト「天皇」に会った。後日、金大統領は自叙伝で「外交が相手を探ることならば、相手国民が望む様に呼ぶのは当然だと考えた。私は宮城晩餐で過去の歴史には一切言及しなかった」と回顧した。これを土台に「21世紀の新しい韓日パートナーシップ共同宣言」、すなわち金大中・小渕宣言が出た。

盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領も就任初年の2003年6月、日本を国賓訪問して「天皇」に会った。盧大統領は日本国会演説で堂々と過去の歴史に言及したが、「両国が共に21世紀の東北アジア時代を開くことを提案する」という話も忘れなかった。

ムン・ジェイン大統領も対日認識に変化が見られる。年初記者会見で「(慰安婦被害者賠償判決は)率直にいって少し困惑しているのは事実」としながら「過去の歴史は過去の歴史として、韓国・日本間で未来指向的に発展していかなければならないことはそれなりしていかなければならない」と強調した。引き続き3・1記念日記念演説では「過去に足をとられていることはできない。韓国は東京オリンピックの成功的開催のために協力するだろう」と約束した。

私たちの社会のどこの誰でもキム・デジュン、ノ・ムヒョン、ムン・ジェイン大統領に親日フレームをかぶせない。ツートラック、未来指向的韓日関係が正しい道ということに共感するからだ。

'竹槍歌'論議は時代錯誤だ。私たちが戦っても得することはない。

ソース：フィナンシャルニュース（韓国語）[fn社説]また、幽霊のように登場した竹槍歌
https://www.fnnews.com/news/202106301835303490

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