【裁判】「日常的なしごきあった」大津高校サッカー部”全裸で土下座”強要の罪に問われた元部員の後輩が証言

5/28(水) 19:09配信　ＫＫＴ熊本県民テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/938b12346a10229535b8870801768e5e91613c74

3年前、熊本県立大津高校のサッカー部員2人が、後輩に全裸で土下座させたとして強要の罪に問われている裁判で28日、被害を受けた後輩が「日常的な“しごき”があった」と証言しました。

強要の罪に問われているのは、大津高校サッカー部の当時2年生だった元男子部員2人です。起訴状などによりますと、2人は2年生だった2022年、大会応援のため宿泊していた施設で、当時1年だった後輩の男子部員に全裸で土下座を強要した罪に問われています。

後輩は通学できなくなって転校し、警察に被害届を提出。家庭裁判所が1人を逆送致し、去年8月、熊本地検が2人を起訴しました。初公判で2人は「全裸になれと言ったり、土下座の要求はしていない」と無罪を主張していました。

28日の裁判では、証人尋問を受けた後輩が「上下関係が厳しく、上級生から日常的に体を殴られたりするしごきがあった」と話しました。また、大津高校でサッカーがしたくて入学したとして、上級生2人のことを「一生許さない」と話しました。

裁判を終えて、後輩の元男子部員がインタビューに応じました。

■後輩の元部員
「自分で言わないとはっきりしないことが多かったので、被告人が許せないという気持ちが大きかった。過去を振り返るのはとても辛いし、きついことなんですけど、いま自分にできることを精一杯やったので悔いはないです」

意味深や