【総裁選】群馬・山本知事が菅首相の再選支持　「ぜひ続投」「志し果たせ」

群馬県の山本一太知事（柳原一哉撮影）

自民総裁選　群馬・山本知事が菅首相の再選支持　「ぜひ続投」「志し果たせ」
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菅義偉首相（自民党総裁）の総裁任期満了（９月３０日）に伴う次期総裁選をめぐり、群馬県の山本一太知事は２５日、「知事の立場からは、ぜひ続投していただきたい」と述べ、再選を支持する考えを明確に示した。同日、県庁内で記者団の取材に答えた。

山本知事は、菅政権のもとでＣＳＦ（豚熱）や新型コロナウイルス禍への対応で政府の手厚いサポートを受けてきたことなどを踏まえて、「知事の立場から当然応援する。しっかり連携することを重視していく」と語った。

総裁選をめぐっては高市早苗前総務相や下村博文政調会長が出馬へ意欲を示し、岸田文雄前政調会長の出馬も取り沙汰される。山本知事は「民主的なシステムの中で首相が堂々と受けて立ち、再選すればいいのではないか」と語った。

その上で「（続投により）デジタル化推進など（当初の）志を果たしていただきたい」とも語った。

コロナ禍が収束しない中で内閣支持率の低迷が続くが、「逆風だからこそ余計に応援しなければいけない」と強調した。

また、これまで「将来の首相」として期待感を表明してきた河野太郎行政改革担当相については、「同じ選挙でこの２人が戦う局面はありえない」と独自の見方を示した。

総裁選が党員・党友投票を行う「フルスペック」の形で実施される見通しになっていることには、「開かれた選挙だ」と評価した。

山本知事は昨年、当時首相だった安倍晋三氏の後継を決める総裁選に、同じく官房長官だった菅氏が出馬表明した際、「全面応援する」と支持を打ち出した経緯がある。

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