【社会】 シャンプーハットてつじさん、かまぼこ板約7千枚を寄贈　京都・綾部

2022年5月30日 10:34

てつじさん（右）からかまぼこ板だった積み木の一部を受け取る村上教育長（京都府綾部市西町、あやべ・日東精工アリーナ）

　あやべ地域交流大使を務めるお笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじさん（４６）が、廃棄される予定だったかまぼこ板を玩具の積み木として再利用してもらおうと、京都府の綾部市教育委員会に約７千枚を寄贈した。

　同市西方町の空き家を改修し、地域住民らとの交流拠点を作っているてつじさんは、大阪府内のかまぼこ板製造会社の廃業によって処分される予定だったかまぼこ板２万枚を引き受け、積み木として遊べるよう有志らと加工し、準備を進めてきた。

　綾部市西町のあやべ・日東精工アリーナで開かれた寄贈式で、村上元良教育長に積み木の一部を手渡したてつじさんは「捨てるのは簡単だが、使えるものは宝物になる。子どもたちに喜んでもらえたら」と話した。

　今後、市内の１９の放課後学級に配る予定。てつじさんは寄贈式終了後、市内の小学生らとバドミントンをして交流を深めた。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/801663