【社会】 『まどマギ』クレカ、その“仕様”知りネット上で大きな物議　「魔女と戦う宿命」

今月受付が開始となった『魔法少女まどか☆マギカ』のクレジットカード。ネットではその仕様に賛否が…。

2021/11/13 07:20
キモカメコ 佐藤

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』放送10周年を記念し新登場したクレジットカードが12日、ネット上で大きな物議を醸している。

■シリアスなストーリー

『魔法少女まどか☆マギカ』は、どんな願いでも1つだけ叶えてもらえるという代償に、凶悪な敵と日々戦う使命を負った“魔法少女”たちを描くダークファンタジー。

想定外にシリアスなストーリー展開に加え、魔法少女をスカウトし続ける一見かわいらしいが次第に残酷な性格が明らかになるエイリアン「キュゥべえ」の存在も話題となった。

2011年の放送以降、現在でも劇場版アニメ公開や、外伝作品のアニメ化、アプリゲーム化と高い人気を持ち続けているタイトルだ。

■注目はカードの仕様に…

11月から受付が開始された今回のクレカは、同作の製作に携わったアニプレックスと大手信販会社オリエントコーポレーションの提携によって誕生した商品。

カードには主人公・鹿目まどかを中心に、暁美ほむら、巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子がニッコリ微笑む完全新規描き下ろしイラストが使用されており、右上には10周年を表す記念ロゴも配置されている。

特典には、アニプレックス公式通販サイト「ANIPLEX＋」でのカードショッピング利用でポイントが3倍貯まることや、会員限定オリジナルグッズがもらえるキャンペーンなどが記されていたが、一方でカードの“仕様”にネットでは注目が集まり…。

■じつはリボ専クレカ

このカードの正式名称は「魔法少女まどか☆マギカAnniversaryUPty」。

「UPty（アプティ）」はオリコが展開するリボ払い専用クレジットカードを指し、支払いがリボ払いとなるタイプの商品となる。

リボ払いは、毎月の支払い金額を一定にできるメリットがあるので家計管理がしやすい一方、支払期間が長期化し手数料がかさんでしまうデメリットがあり、計画的な利用が必要。今回のようなリボ払い専用カードの存在を知らないと「知らぬ間に支払いがリボ払いになっていた」と後々気づくケースが生まれてしまう。
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