- 1 : 2024/03/20 11:36:25 ???
- JR京葉線で16日から新ダイヤの運行が始まり、18日は初の平日を迎えた。朝と夕方以降に走る大半の快速と全ての通勤快速を各駅停車とするもので、通勤時間の変更を余儀なくされた利用客からは不満の声が聞かれた。
JR東日本千葉支社によると、蘇我駅(千葉市中央区)では快速29本、通勤快速4本の発着がなくなった。通勤快速から各停への変更で、蘇我―東京駅間の所要時間は最大約19分増える。
「朝の貴重な時間が奪われるのはつらい。車内で立っている時間が長くなるのも困る。JRはもっと住民の声を聞いてほしかった」。東京都内に勤める千葉市中央区の男性(63)は、納得がいかない様子だ。
各停に乗るため、18日はこれまでより30分早い午前7時10分に蘇我駅に着いた。「実際に運行が始まってしまった。諦めるしかないのかな」とため息をついた。
京葉線に直通する外房線の上総一ノ宮駅(千葉県一宮町)は、通勤快速なら東京駅までの所要時間は86分だった。一宮町は豊かな自然環境と都心へのアクセスの良さをアピールし、移住者の受け入れを進めてきた。
「午前7時の通勤快速をなくし、その10分後に新設したのが(追加料金のかかる)特急だ。本当に腹立たしい」。通勤快速で都内に勤務していたという50歳代女性は18日、こう憤った。
馬淵昌也町長は、「町民からとりわけ、帰りが不便になるという声を多く聞いており、JRに改善を訴えていきたい」と強調する。都内の会社に通う50歳代男性は、「東京駅から座って、乗り継ぎなしで帰ることができなくなるのがつらい」と語った。
問題は、JR側が昨年12月に発表した新ダイヤに端を発する。朝と夕方以降の列車を全て各停に変更する内容で、沿線自治体は反発。沿線価値が落ちるとして、千葉県内の経済団体も見直しを求めた。
JR側は今年1月、早朝の上り快速2本を存続させる修正をしたが、通勤快速や快速の復活を求める声は収まっていない。千葉県の熊谷知事は15日、記者団の取材に応じ、「通勤快速の復活を含めた速達性の確保について、早急に検討いただきたい」とJR側に求めた。
JR千葉支社の土沢壇支社長は「ダイヤについては地域の皆様と話を進めながら、時期も内容も柔軟に検討を進めていきたい」との考えを示している。今回のダイヤ改正ではJR側に400を超える意見が寄せられたという。次のダイヤ改正で速達性の改善を打ち出せるか注目される。(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/f8fbdae08acfb563efd42a8f06829eab3f2e8867&preview=auto
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