【産経新聞】 観光客装いデリヘル勤務のタイ国籍女５人、不正上陸疑いで逮捕

観光客を装って来日したタイ人の女らを、デリバリーヘルス（派遣型風俗店）で働かせたとして、警視庁保安課は、
入管難民法違反（不法就労助長）の疑いで、東京都江戸川区東小岩、風俗店経営、
大場勝成（かつまさ）容疑者（３８）＝風営法違反容疑で逮捕＝と、
妻でタイ国籍、ハンブル・ワウィカ容疑者（３０）＝同＝を再逮捕した。

来日目的を偽ったとして、デリヘル従業員の２３～３８歳のタイ国籍の女５人も、同法違反（不正上陸）の疑いで再逮捕した。
いずれも容疑を認めている。

大場容疑者とワウィカ容疑者の再逮捕容疑は、９月７～１１日、経営する東京・池袋のデリヘル「タイプリンセス」で、
資格がないタイ国籍の女５人を働かせたとしている。
女５人の再逮捕容疑は、８月２８日～９月９日に来日した際、成田空港で「観光目的で来日した」と
虚偽の申告で入国したとしている。

大場容疑者らは、令和４年７月からデリヘルを経営。同年１０月に外国人観光客の入国規制が緩和されると、
ブローカーなどを通じて、タイから女性を来日させ、デリヘルで働かせていた。

保安課は今年９月１１日、デリヘル嬢として働いたとして、女５人を入管難民法違反（資格外活動）の疑いで、
現行犯逮捕。滞在期間中、ほとんど観光していなかったことを裏付け、不正上陸容疑も適用した。

2023/10/4 11:50
https://www.sankei.com/article/20231004-EDMNAHZBM5PF7KYF77FJS2TU5A/