【気象】西日本 非常に激しい雨 夜間に状況悪化おそれも 早めの対策を

2021年8月11日 23時04分

前線の活動が活発になっている影響で、九州では非常に激しい雨が降り、土砂災害の危険性が高まっている地域があります。
西日本では、このあとも断続的に非常に激しい雨が降って、夜間に状況が悪化するおそれがあり、安全の確保を続けてください。
前線は、来週にかけて日本付近に停滞し、西日本ではさらに雨量が増えるほか、東日本や北日本でも大雨となるおそれがあります。今、雨が降っていない地域でも、あらかじめ避難の場所や方法を確認し、早めの対策を心がけてください。

気象庁によりますと、九州付近にのびる前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいて、九州には断続的に発達した雨雲が流れ込んでいます。

午後5時までの1時間には、
▽鹿児島県阿久根市で64ミリ
▽宮崎県のえびの高原で50.5ミリの、非常に激しい雨が降りました。

午後8時半までの1時間にはレーダーによる解析で、長崎県の新上五島町付近でおよそ30ミリの激しい雨が降ったとみられます。

鹿児島県と熊本県では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

現在いったん小康状態となっているところでも再び雨雲が発達する見込みで、12日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽九州で200ミリ
▽近畿で150ミリ
▽四国で120ミリ
▽中国地方で100ミリと予想されています。

周囲が暗い間に土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水など災害の危険性が高まるおそれもあり、安全な場所で過ごすようにしてください。

あとはソースで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210811/k10013193881000.html