【東京】表参道で強盗傷害の疑いの32歳容疑者 発生から数分で逮捕

東京 表参道のアクセサリー店に押し入り、現金を奪おうとモデルガンで店員を脅してけがをさせたとして、30代の無職の容疑者が強盗傷害の疑いで逮捕されました。
店員に抵抗され店を飛び出しましたが、逃走経路にあったのが交番。
スピード逮捕となりました。

22日午後7時半ごろ、東京 渋谷区の表参道近くにあるアクセサリー店に男が押し入り、モデルガンを店員に突きつけて現金を要求しました。

店員は抵抗し、その際にけがをしましたが、男は何も取らずに店を飛び出しそのまま逃走。

買い物客でにぎわう表参道を全速力で駆け抜けましたが、その沿道にあったのが交番でした。

異変に気付いた警察官がその場で取り押さえ、事件発生からわずか数分のスピード逮捕となりました。

捜査関係者によりますと、強盗傷害の疑いで逮捕されたのは住所不詳で無職の長友容維容疑者（32）です。

調べに対し「借金を返すために仕事を探そうと3日前に大阪から上京したが、仕事が見つからず、強盗でお金をつくるしかないと思った」と供述しているということです。

バッグには、刃渡り20センチの包丁も隠し持っていましたが、事件の直前、新宿に立ち寄ってモデルガンを購入したといいます。

「相手を傷つけるのは避けたかったのでモデルガンを使うことにした」と供述しているということです。

NHK NEWS WEB
2022年8月24日 14時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220824/k10013785211000.html