【東京】スナックで女性店長を果物ナイフで刺し失血死させた疑い　釈放されたばかりの韓国籍の元夫を逮捕

東京都西東京市のスナック店内で、複数の刺し傷がある女性が死亡しているのが見つかった事件で、警視庁田無署は３１日、女性の元夫で韓国籍の無職、康（カン）恩哲（ウンチョル）容疑者（４１）（東京都練馬区大泉学園町）を殺人容疑で逮捕した。

　発表によると、康容疑者は２４日夜～２５日未明、同市東町のスナック店内で、店長の女性（３７）の右胸などを果物ナイフで複数回刺して失血死させた疑い。調べに「全くわからない」と容疑を否認しているという。

　２５日午前４時２０分頃、通報で駆け付けた同署員が、店内で死亡している女性と、両首に切り傷がある康容疑者を発見。康容疑者は意識不明の状態で救急搬送されていた。

　当時、店の入り口のドアは内側から施錠されていた。周辺の防犯カメラには、２４日午後９時１０分頃、康容疑者が一人で同店を訪れる様子が映っていた。

3/31(月) 11:49 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2458f94e5c6b100652b0fd9cd3bd5c628e87de

■関連ソース
倒れていたのは釈放されたばかりの元夫か…スナックで男女が血を流し倒れた状態で発見され37歳女性死亡　約1年前から警察にDV相談も　東京・西東京市

25日未明、東京・西東京市のスナックで見つかった、血を流して倒れていた男女。

その1人である女性が、これまでに複数回警視庁にDVの相談をしていたことがわかりました。

事件が発覚したきっかけは、25日午前2時半過ぎの「建物地下1階にあるスナックから水がもれている」という110番通報でした。

現場に警察官が駆け付けると、ドアは内側から鍵がかけられた状態だったということです。

管理会社の合い鍵を使い店内に入ると、スナックの店長、徳山智美さん（37）がカウンターの内側で血を流しあおむけで倒れていたほか、カウンターの外側では首に複数の刺し傷がある40代の男性が意識不明の状態で発見されました。

そばには血の付いた果物ナイフが落ちていたということです。

徳山さんは顔をひどく傷つけられていて、その場で死亡が確認されました。

スナックに行ったことがあるという人は徳山さんの人柄について「性格は誤解されるけど意外とスパッスパッと話される方です。誰と話をしても秘密は守るでしょうけど、ある程度は自由にお話しされる方です」と話します。

さっぱりとした性格だったという徳山さん。

警視庁に対しては1年ほど前から、元夫の男性から受けていたとみられるDVに関する相談を複数回していたということです。

そのきっかけは2024年5月、今回倒れていた男性がスナックのあるビルに車で突っ込んだ上、徳山さんを殴って逮捕された事件でした。

今回の現場で倒れていたのは事件を起こした元夫とみられる男性で、3月に執行猶予付きの判決を受けて釈放されたばかりでした。

警視庁は男性の回復を待って事情を聴く方針です。

FNN　2025年3月26日 水曜 午前6:10
https://www.fnn.jp/articles/-/848150?display=full