【文芸】「アンはスコットランド系のカナダ人です」　『赤毛のアン論　八つの扉』松本侑子さんインタビュー

「赤毛のアン論　八つの扉」松本侑子さんインタビュー　アニメが支えた日本の「アン」人気、再評価される「大人の文学」
3/13(木) 15:10　好書好日（※抜粋）
https://news.yahoo.co.jp/articles/1eda86d44e655ec9036e79cead91de5d749e7628?page=1

2019 年、プリンス・エドワード島で、アンが暮らした家のモデルとなった「グリーン・ゲイブルズ」の前に立つ松本さん。松本さん手編みのカーディガンを着ている=本人提供

日本初の全文訳『赤毛のアン』シリーズ全8巻（文春文庫）

　世界各国で愛されているモンゴメリの名作小説『赤毛のアン』シリーズは、50年以上にわたるアンの人生を描きながら、その背景にカナダの激動の時代、文化、歴史、政治もつづる大河小説です。今日では再評価が進み、大人の文学作品として注目を集めています。作家の松本侑子さんは、日本で初めて『赤毛のアン』シリーズ全8巻の全文訳を手掛け、詳細な訳註を通じてモンゴメリ文学に光を当ててきました。『赤毛のアン』の奥深い世界を世に伝え続ける松本さんに、最新作『赤毛のアン論　八つの扉』（文春新書）について聞きました。

■『赤毛のアン』全訳の経緯

――『赤毛のアン論　八つの扉』はどのような経緯で企画されたのでしょうか。

　文春文庫から刊行した日本初の全文訳『赤毛のアン』シリーズ全8巻の翻訳が完結した後、「全8巻を俯瞰した解説書を」というご依頼をいただいて執筆しました。これまではアン・シリーズの全文訳がありませんでしたので、全8巻すべてを通した解説書もありませんでした。そこで日本初の『赤毛のアン論』の出版企画が生まれました。（※中略）

■背景に描かれる激動のカナダ史

――アン・シリーズはアンの少女時代から50代までの人生の背景に、激動のカナダ史も描く壮大な大河小説です。本書の八つの論点はどのように選ばれたのでしょうか。

　『赤毛のアン論　八つの扉』で取り上げた八つの観点は、①エピグラフと献辞、②作中の英文学、③スコットランド民族、④ケルトと「アーサー王伝説」、⑤キリスト教、⑥プリンス・エドワード島の歴史、⑦カナダの政治、そして最後に付録として⑧翻訳とモンゴメリ学会です。いずれもアン・シリーズに登場する大切な要素であり、モンゴメリ文学の芸術性の高さと多面性という点でも重要です。しかし従来訳では必ずしも正確に訳されていませんでしたので、この八つの観点から、アン・シリーズを解説させていただきました。

――物語の舞台のカナダは多民族国家です。作中にはカナダの民族、歴史、政治、文化なども詳細に書き込まれています。

　アンがスコットランドの民族衣装を身につけていることは、松本侑子訳『赤毛のアン』で初めて日本に紹介しました。アンはスコットランド系のカナダ人です。親友のダイアナは北アイルランドの服を着ています。この2人は古代ケルトの「アーサー王伝説』をお芝居にして遊ぶなど、ケルトの「アーサー王伝説」も、アン・シリーズの各巻に出てきます。『赤毛のアン』シリーズには、カナダの先住民族の時代から、第一次世界大戦までの歴史も書かれています。また保守党と自由党というカナダの二大政党の対立、二つの政党を支持する人々、国政選挙の選挙運動と開票、カナダの3人の首相もアン・シリーズに登場します。

　しかしこうした描写は、従来はあまり正確に訳されていないようです。キリスト教についても、村岡花子先生はメソジスト教会の信徒でいらっしゃいましたので、『赤毛のアン』に聖書からの引用が多いことは、おわかりだったと思います。しかし日本ではキリスト教徒は人口の1パーセントと少なく、読者に馴染みがないため、読者のために、『赤毛のアン』にある聖書の言葉も省略なさっています。それもキリスト教に不案内な昔の読者のために大切なことだったと思います。

韓国人じゃない？

赤毛が多いのはケルト人か

カナダは寒い国なので昔から黒人やヒスパニック系が少ない
住みにくいんでしょ

>>1
赤毛 って言うからアイルランドだと思ってた

どうせ黒人でリメイクするだろ

安（あん）は、漢姓。

西域出身の者の子孫がよく名乗る。2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っておらず[1]、台湾の2018年の統計でも164番目に多い姓で、3,495人がいる[2]。

実写版のドラマ好評だったのに中途半端なところで打ち切り

ああ、そういう解釈なんだ、グリーン・ゲイブルズ。
うちの近所でも思い付くだけでも3軒位ある全体が緑だったり、屋根だけ緑の家。
カナダじゃどうかしらんが、日本じゃ家に緑ってどうしても
目立ってね。
建てる時に絶対に周りから反対されたと
思うんだが、、、

鼻毛のアン

アンは黒人の元男な

アンは最初に村岡花子訳で読んだからか松本さん訳だと違和感があって結局読まなかったんだよな

ヴィンランドサガから続く系譜なのか

日本人には家なき子とか、犬とたびに出ざる得ない負け組とか、
いきなり親が居なくて山の爺さんに押し付けられる、
もしくは出稼ぎの母親を異国まで一人旅とか、
それくらいしないとウケないからなぁ(´・ω・｀)

妄想癖の孤児院育ちってだけで、割といい家に拾われて苦労してないし(´・ω・｀)

>>22
男児を養子にしたかった里親に必死にすがってたし施設はそんなにいいもんでもないんじゃね

>>22
アニメ一話から見たが結構苦労人だぜ

>>22
孤児院から拾われてきて「男の子じゃないから要らない」も相当キッツいだろ
ハイジなんか第一話の時点でもうじいさんメロメロになってるの丸わかりだし
金持ちの家にコネがあるし、お前の基準で見れば全然恵まれてる側

主人公にとって都合のいい人しか出てこないファンタジー

本来的には、日本人受けする話とは思えませんね笑。どこの馬の骨とも知れぬ気性の荒いブス娘をわが子同然に養うジジババなんて、理解できないでしょうし笑。

おしんは学校にもいけなかったのに笑