【国際】 ノーベル平和賞・文学賞の次は？…韓国の科学賞はいつ頃？日本が25人が出る間に0人

ノーベル平和賞文学賞の次は？…韓科学賞はいつ頃？
-日、25人が出る間に0人…投資遅くて、短期的な成果 執着限界
-「応用技術投資の韓、『基礎科学中心』ノーベル賞の代わりに経済成果」解釈も

（ソウル=聯合ニュース）チョ・スンハン記者=小説家ハン・ガンが今年ノーベル文学賞受賞者に選ばれ、今は文学賞と平和賞に続いて、科学賞（生理医学賞・物理学賞・化学賞）分野でも韓国人受賞者が出る番だという話が出ている。

科学技術界はこの時期の度に、国内総生産(GDP)対比研究開発(R&D)費の比重が5パーセントを超え、世界2位であるにもかかわらず、なぜ科学賞受賞者がいないのかという質問を受け、小さくなったりする。

ノーベル科学賞が米国とヨーロッパに偏重されたのは事実だが、アジアでも日本の場合は受賞者25人が出てきて、中国と台湾もノーベル科学賞に時々名前を上げてきたのは、このような質問を後押しする。インドやパキスタンからもノーベル科学賞が輩出された。

ただ、科学技術投資が本格的に行われた時点が1970年代であり、それすら応用技術に集中したままで、短期的成果のみに埋もれたトレンドから今やっと抜け出そうとする韓国は、ノーベル科学賞受賞には、まだ距離があるという解釈が支配的だ。

※（省略…「ノーベル賞、受賞までに要する年数」、関連スレ参照）

実際に、欧米に比べて基礎科学研究の開始が遅れたとされる日本の場合、1949年に初受賞（物理学賞、湯川秀樹）以降に出たノーベル賞の半分が、投資が実を結び始めた時点である2000年代以降に集中した。

韓国も投資期間が次第に長くなり、まだ受賞者がいないが次第に碩学たちの名前がノーベル賞候補に上がることもある趨勢だ。

今年のノーベル生理学・医学賞のテーマであるmiRNA（マイクロリボ核酸）分野の権威者とされるキム・ビンネリ/ソウル大碩座教授をはじめ、ナノ技術分野の権威者であるヒョン・テクファン/ソウル大碩座教授、システム代謝工学の創始者であるイ・サンヨプ韓国科学技術院（KAIST）特訓教授らは、毎回候補者として取り上げられていた。

ノーベル科学賞予想と評価される学術分析機関「クラリベート・アナリティクス」が毎年発表する候補名簿にも、2014年にユ・リョン韓国エネルギー工科大学碩座教授(化学)が初めて上がった後、パク・ナムギュ成均館大教授(化学工学)、ヒョン・テクファン教授、故イ・ホワン高麗大教授(医学)などが候補に上がっていた。

しかし、まだノーベル賞に近づいた根源的研究というより、これを土台に進化した次世代の研究と認められる場合が多いという解釈もある。

ヒョン碩座教授の場合、量子ドット大量生産の道を開いたが、昨年のノーベル賞は、量子ドットを発見して初めて合成したその人たちに渡ることがあった。

韓国が今までに技術応用と産業化を選んで、うまく育ててここまで成長してきただけに、ノーベル科学賞が出ないのは当然だという解釈も出ている。

既知の基礎科学を基に応用するいわゆる「追撃型」研究をしてきて、短期的成果に執着しながら経済的結実を作っただけに、ノーベル賞に執着する必要はないという分析だ。

イ・ドクファン西江（ソガン）大化学科名誉教授は「ノーベル賞より貴重な現実的成果を上げたが、社会が認めてくれない」とし、韓国が今まで類例のない経済的成長をおさめた背景に、応用技術基盤R&D研究投資があったと強調した。

彼は「韓国にノーベル賞受賞者がいないという批判は、サッカーに投資して成果を得たが、同じスポーツであるというだけで、野球やバレーボールでも成果を出せということと一緒」とし、韓国が徹底して違う道を選んだと診断した。

韓国内でも、最近になって次第に挑戦的R&Dを通じて跳躍を成し遂げる、いわゆる「クォンタム・ジャンプ」方式の研究を強調しているだけに、ノーベル科学賞が出る土壌は徐々に作られているという評価だ。（省略…）

イ教授は「私たちの技術発展は、先進国の科学技術投資の果実を取ったもの」とし、「先進国のように私たちが十分に豊かになったので、その人たちのように基礎科学に投資しながら期待すべきで、ノーベル賞が投資目標になれば、歪曲された成果だけが出てくることになる」と強調した。

https://n.news.naver.com/article/001/0014982314

※関連スレ【ネイチャー】 ノーベル賞の秘訣…40代で成果出して、北米に移ること[10/04] [LingLing★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1728052501/