【北海道】五輪競技「近代五種」日本代表が子どもたちに射撃を指導

08月16日　20時14分

レーザーのピストルを用いた射撃の体験教室が旭川市で開かれ、去年の東京オリンピックの近代五種の日本代表、岩元勝平選手が地元の子どもたちに競技の魅力を伝えました。

射撃の体験教室は、旭川市内で開かれている近代五種のジュニア世代の強化合宿にあわせて競技の普及を目指して開かれ、１６日は市内の体育館に地元の小学生３０人が集まりました。
教室ではランニングと射撃を組み合わせたレーザーランなど５つの種目の総合力を競う、近代五種の東京オリンピック代表、岩元勝平選手が講師役を務めました。
岩元選手は、子どもたちに脇を締めて手をまっすぐに伸ばして的を狙うことや、狙いを定めたら姿勢がぶれないようにゆっくりと引き金を引くなどの射撃のコツを教えました。
子どもたちは、自分の手よりも大きいピストルを持つと５メートル離れた的にめがけて次々とレーザーを発射し、的中したことを示す緑色のライトがともると、笑顔を見せていました。
小学６年生の男の子は「最初は全然的に当たらなかったけれど、コツをつかむと当たるようになってとても面白かったです」と話していました。
岩元選手は「子どもたちがとても楽しそうにやってくれてうれしかったです。地域での体験教室を積み重ねて、引き続き近代五種の魅力を伝えていきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220816/7000049693.html