【ラグビー】日本がW杯前最終戦イタリアに21－42黒星　リーチ「本番で結果を出すのが目的」

【ラグビー】日本がＷ杯前最終戦イタリアに21－42黒星　リーチ「本番で結果を出すのが目的」

＜ラグビー・リポビタンDツアー2023：日本21－42イタリア＞◇26日（日本時間27日）◇イタリア・トレビーゾ

日本代表（世界ランク14位）がイタリア（同13位）に敗れた。

9月8日に開幕するW杯フランス大会前最後のテストマッチで白星をつかめず、23年の代表戦は1勝5敗で本番に向かう。NO8姫野和樹主将（トヨタヴェルブリッツ）は「正直、今週1週間、いい準備ができていた。この結果になって残念です。テストマッチのレベルだと1つ1つのミス、大事な局面でのミスが命取りになる」と振り返った。

日本は前半6分、中盤で防御ラインを突破され、SHバーニーの先制トライを献上。7点を追う同16分には左ラインアウトからモールを組まずに仕掛け、フッカー堀江翔太（埼玉パナソニックワイルドナイツ）からのパスを受けたWTBナイカブラ（東芝ブレイブルーパス東京）が反撃のトライを挙げた。

だが、同21分には左大外の突破を許し、キックに反応したWTBイオアネにトライを奪われた。以降は相手FBアラン1本、日本のSO李承信（コベルコ神戸スティーラーズ）が2本のPGを決めて11－17で折り返した。

後半に入っても追いかける展開が続いた。12分にFB松島幸太朗（東京サントリーサンゴリアス）のトライで4点差としたが、同16分に相手WTBイオアネのトライを献上。12点を追う31分にはCTBライリーのトライで7点差に迫ったが、6分後に自陣でWTBイオアネのカウンターを食らい、ダメ押しとなるトライを与えた。

敵地で競り勝てず、9月のW杯へ向かうこととなる。フランカーのリーチ・マイケル（東芝ブレイブルーパス東京）は「反省するところを反省して、自信を持つところを持って、仕上げていくしかない。本番で結果を出すのが目的。結果を受け止めて、最後の準備をしっかりとやって、W杯本番で結果を出したい」と言い切った。

日本は同月10日、1次リーグ初戦でチリ（同22位）と対戦（トゥールーズ）する。
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