【イギリス】旅行保険の殆ど、人命救助や本国送還をカバーするように設計されず

今年は、タイで医療費を支払うことができない重傷を負った英国人の記録を破ることになりそうです。
英国の外務省やタイの観光協会でさえ、事故や病気に対する旅行保険へ加入することの重要性を高く推奨していますが
現実には、ほとんどの旅行保険は人命救助や高額な本国送還をカバーするように設計されていません。
総請求額は通常 100,000 ポンドで、航空機による帰国が必要な場合はそれ以上になります。

英国保険会社協会によると、請求の 17% が主に書類の不備により却下されており、請求が成功した場合の
平均支払い額は 1,000 ポンド強であると付け加えています。
つまり、保険会社は主に、医療上の緊急事態ではなく、荷物の紛失や予約のキャンセルなどの小さな問題に対して
支払いを行っているということです。
受賞歴のあるブログ Travelbunny は、ほとんどの旅行保険の失敗は、あなたではなく保険会社の資金を保護するために
契約書の文字を小さく記載している所に原因があることを強調しています。

慈善クラウドファンディング サイト、特に GoFundMe の調査によると、過去 6 か月間に 23 人以上の英国人 (またはその家族) が
タイでの心的外傷事件の支払いおよびまたは本国送還の資金を求めて現金を求めていることが明らかになりました。
ほとんどのケースは、バイクやモペッドでの交通事故に関係しており、次点者は建物から転落し、強盗などです。
公訴で要求された金額は、25,000 ポンドから 300,000 ポンドの範囲で、受け取った平均収入は、契約時に提示された金額の
約 10% でした。

失敗した保険契約の理由は、クラウドファンディングの嘆願書で指定されることがあります。
10 件の詳細な交通事故で、負傷した英国人 5 人は衝突用ヘルメットを着用していなかったため補償を拒否され
2 人は英国の運転免許証 (ここでは国際またはタイで発行されたもののみが合法) に依存しており
2 人は危険なスポーツ (象のトレッキングやバンジージャンプ) で、1 人は 30 日以上英国を離れていた人。
なお一部のレポートはあいまいな文句ばかりでした。たとえば、「アメックスは私を失望させました」や「本国送還は許可されていません」などです。

当然のことながら、ほとんどの交通事故は深夜に発生しているにもかかわらず、GoFundMe のアピールでアルコールや麻薬が
保険拒否の理由として言及された例は 1 つもありませんでした。
一部のタイの病院は、保険金支払いの成功の可能性を台無しにしたくないため、検査などの実施に消極的です。
ただし、保険会社は、大きな請求を行うと、アルコールや薬物の乱用がなかったという明確な証拠を求めます。
細い字で最もよく使用される警告条項は、「合理的な注意を払う必要がある」または「国内法を遵守する必要がある」です。
たとえば、タイでは後部座席の車の乗客が安全ベルトを着用することが義務付けられていますが、もちろん、それらが
取り付けられていない場合は問題が発生します.

タイでの非公式な調査によると、入国する旅行者の約半分しか保険に加入していません。そうする人のほとんどは
休暇の総費用の 5% を請求する可能性がある旅行保険に頼っています。
小さな活字に注意することは別として、最善のアドバイスは、おそらく何としてでも車を借りないようにすることです。

パタヤメール（英語）　翻訳　2023 年 4 月 8 日
https://www.pattayamail.com/latestnews/news/small-print-dooms-brits-travel-insurance-in-thailand-428796

今日投票日じゃん

危うく増税壺カルト自民党を追い出しそこねるとこだった