【なぜ…】　グラフで見る比例得票率　自民最多３４．４％　野党第一党は維新　立民共産党は退潮傾向に

自民最多３４．４％　比例得票率　野党第１党、立民から維新に【２２参院選】

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気にし過ぎ

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071100958&g=pol

１０日投開票の参院選比例代表で、自民党の得票率は最多の３４．４％だった。前回の２０１９年参院選と比べ０．９ポイント減らしたが、４回連続で３０％台を維持した。立憲民主党は大幅減となり、野党第１党の座を日本維新の会に明け渡した。
　自民は前回から１減の１８議席。投票率が若干回復した影響で、得票数は約５４万票多い約１８２６万票となった。ただ、１６年参院選の２０００万票超は割り込み、２１年衆院選の１９９１万票にも届かなかった。
　連立を組む公明党も１減の６議席。得票率は４位の１１．７％で、得票数は約６１８万票だった。１９年参院選は約６５４万票を獲得し、２１年衆院選は７００万票台を回復していた。
　立民の得票率は１９年比３．０ポイント減の１２．８％。得票数も約１１５万票減らし、約６７７万票にとどまった。
　これに対し、比例で８議席を獲得して野党第１党となった維新は、得票率が同５．０ポイント増の１４．８％。得票数は約７８５万票で、前回の４９１万票から大幅に増やした。
　国民民主党や共産党も、１９年参院選より得票率を下げた。一方、政党要件の維持が危ぶまれた社民党は同０．３ポイント増となった。
　個人名票の最多は、赤松健氏（自民）の約５２万８０００票。最少得票当選者は青島健太氏（維新）の約３万３０００票、最多得票落選者は矢田稚子氏（国民）の約１５万９０００票だった。
　個人の得票数にかかわらず優先して当選者とする「特定枠」では、自民２人とれいわ新選組１人の計３人が議席を得た。