「この世界の片隅に」がミュージカル化決定、主人公・すず役は昆夏美＆大原櫻子のＷキャスト

「この世界の片隅に」がミュージカル化決定、主人公・すず役は昆夏美＆大原櫻子のＷキャスト
2023年8月22日 5時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20230821-OHT1T51221.html?page=1
ミュージカル「この世界の片隅に」のポスタービジュアル

　こうの史代氏の人気コミック「この世界の片隅に」が、２０２４年にミュージカル化（脚本・演出・上田一豪氏）されることが２２日、製作の東宝から発表された。主人公のすず役を、女優・昆夏美と大原櫻子がダブルキャストで務める。

　太平洋戦争下の広島・呉市で北條家に嫁いだ主人公・浦野すずが懸命に生きる物語。２０１６年に公開されたアニメ映画（片渕須直監督）は、第４０回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞を受賞するなど大きな話題となり、２度の実写ドラマ化（２０１１年日本テレビ系＝主演・北川景子、１８年ＴＢＳ系＝主演・松本穂香）もされてきた名作だ。

　すずを演じる昆は「様々な形で新しく誕生を続けたこの作品のミュージカル化ということで、今回はどのような『この世界の片隅に』が生まれるのかと期待に胸が膨らみます」とコメント。大原も「台本を読ませていただいた時、ずっと涙が止まりませんでした。そして劇中に歌わせていただく音楽を聴いて、改めてこの作品ですずを演じたい、と自分の気持ちが強まりました」と意気込みを語った。

　すずの夫・北條周作役を海宝直人と村井良大、すず、周作と三角関係となる白木リン役を平野綾と桜井玲香が、それぞれダブルキャストで務める。周作の姉・黒村径子役を音月桂が演じる。

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