強化人間スポーツ大会。自らの意思でドーピングした僕らこそアスリートにふさわしい！←批判殺到

薬物容認大会は「危険」 反ドーピング機関が非難

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1e6631b4c2f02240b72bdbd0fed6bffe41e005

世界反ドーピング機関のロゴ（2016年9月20日撮影、資料写真）。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP＝時事】世界反ドーピング機関（WADA）をはじめとする各ドーピング防止機関が22日、運動能力向上薬の使用を容認する五輪スタイルの国際大会「エンハンスト・ゲームズ」の開催計画を非難した。第1回大会は2026年5月21日から24日にかけて、米ネバダ州ラスベガスのホテル「リゾーツ・ワールド」で開催されることが決まり、陸上、水泳、重量挙げの3競技が実施される。

【図解】世界反ドーピング機関が発表している禁止薬物と摂取方法

WADAなどの各国機関は、主催者が大会の日程、会場、方式を発表したことを受け、開催計画への批判を強めている。

大会ではステロイドやヒト成長ホルモンなど国際大会で禁止されている薬物の使用が容認されており、各種目の優勝者には25万ドル（約3600万円）、世界記録を破った選手には100万ドル（約1億4400万円）のボーナスが与えられる。

大会の創設者であるオーストラリアの起業家アロン・デスーザ氏は、エンハンスト・ゲームズは人間のパフォーマンスの限界を試すものだと述べている。

実施競技は、水泳が50メートルと100メートルの自由形およびバタフライ、陸上が100メートル、女子100メートルハードルと男子110メートルハードル、重量挙げがスナッチおよびクリーン＆ジャークとなっている。

WADAはこの日、大会の計画を「危険」だと非難し、世界中の選手が致命的な結果を招きかねない違法な物質に手を出す可能性があると、懸念を表明した。