【米国疾病予防管理センター研究】最新版のコロナワクチンは、特にリスクの高い集団において、成人の病気の重症度と死亡率を軽減する

米国疾病予防管理センター（CDC）のVISIONネットワーク（リーゲンストリーフ研究所を含む）が主導する複数州での新しい研究では、XBBおよびJN.1オミクロン亜変異株の波の間に米国の成人を対象に行われた2023～2024年のCOVID-19ワクチンの有効性について、これまでで最も包括的な評価が行われた。

データは、特に高齢者や重症化リスクの高い方にとって、更新されたCOVID-19ワクチンの接種が依然として重要であることを示唆しており、更新されたCOVID-19ワクチンが過去の感染やワクチン接種を超えた追加的な防御効果をもたらすことを強調しています。

軽症および中等症に対する防御効果は時間の経過とともに低下しましたが、ワクチンは研究期間を通じて重症化に対して強力な防御効果を発揮し続けました。

この研究のパートナーには、CDC と Regenstrief に加えて、Kaiser Permanente Northwest、コロラド大学、Intermountain Health、HealthPartners、Kaiser Permanente Northern California が含まれます。

ショーン・グラニス医学博士、理学修士、研究共著者、 Regenstriefのデータおよび分析担当副社長、インディアナ大学医学部教授
これらの結果は、患者ケアにとって安心材料となるだけでなく、教訓にもなります。本研究は、改良されたCOVID-19ワクチンが、特にワクチン接種直後の数ヶ月間において、入院や重篤な疾患といった重篤な転帰に対する有意な予防効果を継続していることを示しています。これらの知見は、ウイルスが進化を続ける中で、特に高齢でより脆弱な患者にとって、推奨ワクチンを最新の状態に保つことの重要性を改めて示しています。

この研究は、米国の 230 の病院と 362 の ED および緊急治療センターにおける成人の 345,000 件を超える救急科 (ED)/緊急治療の受診と 111,000 件を超える入院を対象としました。

主な調査結果
更新されたワクチンにより、ワクチン接種後の最初の7日から299日間に、COVID-19に関連するEDおよび緊急医療受診のリスクが24％、入院が29％、重篤な疾患（集中治療室への入院または院内死亡）が48％減少しました。

測定されたすべてのCOVID-19の結果に対する最大の保護は、ワクチン接種後の最初の2か月間に観察され、重症症例は重篤な疾患に対して最大68パーセント減少しました。

ワクチンの有効性（VE）は時間の経過とともに、特にワクチン接種後 6 か月を超えると低下します。

この研究は、CDCのVISIONネットワークを通じて、オレゴン州とワシントン州（Kaiser Permanente Northwest）、コロラド州（コロラド大学）、ユタ州（Intermountain Health）、インディアナ州（Regenstrief Institute）、ミネソタ州とウィスコンシン州（HealthPartners）、カリフォルニア州（Kaiser Permanente Northern California）の医療システムと連携して実施されました。Regenstrief Instituteは、ネットワークにデータと科学的専門知識を提供し、都市部と農村部の幅広い医療施設を対象とした堅牢な分析を可能にしています。

VISIONの研究者らは、2023年9月21日から2024年8月22日までの期間、検査記録およびワクチン接種記録と統合された電子健康記録データを評価した。本研究は18歳以上の成人を対象とし、2023～2024年型XBB.1.5型COVID-19単価ワクチンの接種を受けた人と接種を受けなかった人の転帰を調査した。本研究は、XBBとJN.1オミクロン変異株の両方が優勢であった期間を対象としている。

「この研究は、公衆衛生にとって明るいニュースです」と、共著者で、リージェンストリーフ生物医学情報科学センター所長であり、インディアナ大学インディアナポリス校フェアバンクス校公衆衛生学部教授でもあるブライアン・ディクソン博士（MPA）は述べています。

「私たちの研究結果は、改良されたCOVID-19ワクチンが引き続き重症化や入院に対する予防効果を発揮していることを示しています。効果的なワクチンは、入院や救急外来受診を防ぐことで、地域社会の健康を維持し、COVID-19感染に伴うコストを削減する上で、依然として重要なツールです。」

この調査結果は、特に免疫力の低下とウイルスの進化が続く状況を踏まえ、CDCのCOVID-19ワクチン接種に関する推奨事項に従うことの重要性を浮き彫りにしています。特に65歳以上の成人において、予防効果は顕著であり、高リスク群へのタイムリーなワクチン接種と追加接種を推奨する現在の公衆衛生ガイドラインを裏付けています。

Updated COVID-19 vaccines found effective against severe illness

Anewmulti-statestudyledbytheCentersforDiseaseControlandPrevention's(CDC)VISIONNetwork–includingRegenstriefInstitute–hasprovidedthemostcomprehensiveassessmenttod...

www.news-medical.net

そこが大事なとこなのに
コロワクで免疫破壊されてるからなのに(´・ω・`)