【東京五輪】男子バスケット準決勝 終盤までもつれた激戦を制したのはフランス！　スロベニアを90-89で下し決勝進出

8/5(木) 22:06配信 バスケットボールキング
https://news.yahoo.co.jp/articles/93fed0b43367dce8275b6df913ad0952e91ca9e5

　8月5日、バスケットボール男子の準決勝が行われ、フランス代表がスロベニア代表と対戦した。

　2000年のシドニーオリンピック以来21年ぶりとなる準決勝進出を果たしたフランス。立ち上がりにリングへの積極的なアタックで得点を加えるも、スロベニアのルカ・ドンチッチを止めることができず、27－29とリードを許して第1クォーターを終える。

　続く第2クォーターは互いにディフェンスの強度を上げ、両チームとも思うように得点を奪うことができない。結局このクォーターはともに15点を挙げるにとどまり、42－44で前半が終了した。

　フランスが2点のビハインドを背負って迎えた第3クォーター、開始直後にエバン・フォーニエの3ポイントシュートで逆転すると、攻撃の手を緩めず得点を沈め続ける。このクォーターだけで29得点を挙げたフランスが71－65と逆転して終える。

　第3クォーターで流れを変えたフランス。このまま押し切りたいところだったが、最終クォーターで相手に意地の反撃を見せられ、試合残り5分26秒で76－76と同点に追いつかれる。

　その後１点を争う激しい攻防が繰り広げられるが、フランスが試合残り56秒で3ポイントを沈め、90－85と5点のリードを奪う。だが、すぐさま点差を詰められて残り32秒で90－89と１点差に。１ゴールで逆転される点差まで縮められたが、スロベニアが勝負を懸けて放ったレイアップシュートをニコラ・バトゥームがブロックし、試合終了。フランスが史上3度目となる決勝進出を果たした。7日に行われる決勝ではアメリカと対戦する。

　勝利したフランスは、ナンド・デ・コロが25得点、フォーニエが23得点、ティモテイ・ルワワ・キャバロが15得点を記録した。敗れたスロベニアはドンチッチが16得点１８アシストを挙げるも、決勝へ駒を進めることはできなかった。

■試合結果
フランス 90－89 スロベニア
フランス　｜27｜15｜29｜19｜＝90
スロベニア｜29｜15｜21｜24｜＝89